暴露!薬物売人としての過去!さまざまな人間関係のドラマ!脱薬物を考える人へ

約10年ドラッグの売人をやって結局はパクられました。現在は全くの白になって人生やり直し!人生ドラマを暴露!

ある日の出来事・・・・1

2008-02-27 20:45:32 | Weblog
夏の日の夕方だった気がする。

ある男から電話があった・・・。「すぐに会いたい!」と言う。俺は今、仕事中なので20時前後だったらOKだと伝えた。

なんとしても「今」会いたいとしつこい。尋常じゃない。

しょうがなく会社に直帰届けをだして「これから茨城の樹脂工場に商談に行く」と書いてほとんど私用でも使っている社用車で会社を出た。

都内から1時間程走って男の地元の埼玉の蕨市に着いた。男に電話した。男の名は「桜庭」と言う。

待ち合わせの場所のゲームセンターに桜庭が来た。

周りを気にしながらキョロキョロして落ち着きが無く挙動不審だ。職質されてもなんら不思議ではない。よく、ここまで無事に来れたと思う。こんな奴と一緒にいたらヤバイ。会わずに帰ろうかと思った・・・が・・・桜庭がこちらに気がついて歩いてきた。

俺はどうしたのかと聞いた。

桜庭はおどおどした様子で「監視されてる!!」と言う。

え!?

俺も気になって周りをみてしまった。とにかく場所を移動しようと言う事で俺の車でゲーセンを後にした。一応、駐車場に行くまではぐるぐる回った。「本当に桜庭が監視されている」かもしれないからだ。

尾行されているかも知れない時は闇雲に歩かない。尾行者は必ず距離を置いている。デパートなど広くゴチャゴチャしてる建物の中などは一度狭い場所を歩く。階段やエスカレータ、エレベータなどを利用して一度全部上って自分が来た方向を見る。今度はまた降りる。その時に来た方向を見てさっきと同じ人物がいないかを見る。同じ人物がいたら尾行者だ。

車に乗って一応、尾行車がいないかチェックする。車の場合も同じだ。左、左、左、左と立て続けに4回交差点を左に曲がる。当然同じ道に帰ってくる。バックミラーに同じ車がいたら尾行している車だ。

桜庭に「誰もいない」と告げた。でも、桜庭は納得しない。

桜庭から詳しい話を聞くために取り合えず俺の自宅に行くことにした。

蕨から約1時間走って俺の自宅に着いた。

中に入って詳しく話を聞いた。

つづく・・・

イラン人ネットワーク 3

2008-02-26 23:19:48 | Weblog
エビー宅にお邪魔した。エビーは日本人の彼女と同棲していた。

なるほど・・・日本語が堪能な訳だ。

エビー宅に3人のイラン人が集まってきた。すぐに来たと言う事はみんな近場に住んでいるらしい・・・

3人のイラン人は「ジミー」「トニー」・・・もう一人は忘れた・・・

今となっては残りの3人は名前と顔が一致しない・・・ブログを書きながら思い出してはいるが、忘れてしまう・・・

その中エビーの仲間の一人がいきなり携帯用のガスコンロを出してきた!

少し太い針金の先になにやらくっ付けてガスコンロで針金の先端を軽く炙り出して出てきた煙を吸いだした。

なんとも言えない匂いが室内に漂う。

アヘンだった。

イラン人はシャキっと決まるシャブやコカよりダウン系のハシシ(マリファナ、チョコ)やアヘンが好む。

目がトローンとしながら吸っていた一人が俺に勧めてきた。が、依存が怖いので断った!!

アヘン、ヘロインは依存が怖い!シャブとは全く違うのだ。シャブはほとんど精神依存だ。辞めても脳が快楽を記憶しているだけでタバコのニコチンと同じ依存だ。

シャブは切れると今まで寝ていないつけが来て眠くなり、まる3日寝っぱなしになったり、限りない運動(SEX)をしたせいで疲れが来て、その疲れを飛ばすためにまた、シャブをしたくなる。

でも、アヘン、ヘロインは身体依存だ。これこそ身がボロボロになる。

まず、手足の関節が物凄い痛みが来るらしい。次に風邪を引いたわけでもないのに鼻水が止まらなくなる。全身が震えて、筋肉に激痛が走る。吸引すればピタリと症状が無くなる。それが、かなりの恐怖らしい・・・

エビーと俺はとりあえず例の融通の話し合いをした。

その傍らでエビーの同棲相手の彼女がシャブをしだした。

さっきアヘンをしていた仲間もシャブに切り替えてシャブを炙って吸い出した。

彼の脳はどうなっているのか見てみたいと思う。

イランでは薬物犯は死刑だ。また、イスラム教にも反している。イスラム圏の厳格な人間はイスラムの教えは絶対と聞く。

日本に来ても豚肉は絶対に食べないし、酒も飲まない人間が多い!

俺は疑問に思ってエビーに宗教は大丈夫なのかと指摘すると「日本は遠いから神様は見ていないから大丈夫!」とのひょんな答えが返ってきた。

神様は本当にいるかどうか疑問に思っているのは日本人だけではないのだ。人間みな疑問に思いながら生きているのが分かった。

「困った時だけの神頼みだ」

打ちあわせを終えてエビーに「一緒にやろう!」と言われたが断って自分の車を置いてある場所に送ってもらい別れた・・・。






イラン人ネットワーク 2

2008-02-25 20:34:09 | Weblog
ある夜にイラン人と会った。

客に紹介されて連絡を取り合って待ち合わせをした。

名は「エビー」と言った。待ち合わせの場所で「エビー」は来た!

エビーと合流してファミレスに2人で向かう事にした。俺の車を置いてエビーのシルビアに同乗して近くのロイヤルホストに向かった。

車内ではほとんどしゃべらずにいた。5分程度走ってロイヤルホストに入ってから始めてお互い自己紹介をした。

率直に言って来た。「物」が入って来ないので融通してくれないか?

エビーは日本語が堪能だ。聞けば日本に6年も滞在しているとの事。

早速俺は返事をOK!と出した。しかも卸値そのままで中間マージンなしでOKした。

エビーは大喜びしたが、不思議がっていた。理由を説明した。

この業界は仕入れが多いほど値段を安く出来る。聞けばエビーはグループを持っていて4人で共同で薬物売買をしているとの事。

エビーと合意して分かれようとしたらエビーが自宅に来ないか?と誘われた。

エビーが「仲間を紹介する」と言い出した。

丁度暇をしてたしエビーのアパートに行くことにした。

ファミレスから10分ほど走っただろうか・・・エビー宅に着いた。

自宅に電気がすでについていた。

なんと!!エビーは日本人の女性と同棲していた。

エビーの彼女と始めて会ってお互い自己紹介した。彼女はナオコと言った。

痩せててスラッとしてて29歳だと言った。

エビー宅に着いて10分もしないうちに3人のイラン人が来た。

つづく・・・・

イラン人ネットワーク 1

2008-02-22 20:42:40 | Weblog
この業界に衝撃的な出来事があった!!

それは・・・

シャブが品不足になったのだ。1995年の春から夏になりかけた季節だ!

ニュースにもなった!沿岸でのシャブの受け渡しの取締りが厳しくなり相次いで摘発されて押収ラッシュになった。戦後で最大の押収量になったとメディアでも騒いでいた時期だ。

事実、俺も仕入れ価格が5割程度上がった。でも、供給はストップしなかった。

ある日、お客の一人から話があった。

俺のほかに別なルートからも買ってるが、そちらの方の人が俺と会いたいとの事だった。

会う理由を詳しく聞く必要があった。

揉め事はごめんだ。「客を取ったの取られたの」とか、「シマを荒らされた」などのイチャモンをつけられる為にわざわざ会う必要が無い。仕入先のにも迷惑をかけてしまう。

とにかく、理由を聞いた・・・・・

理由は・・・・

「品物」を融通してくれないか?との理由だった。

考えた末に、情報交換もできるしいいかな?と考えて会うことにした。

相手はイラン人との事だった。

通称「エビー」と言う人間だとの事。

エビーの連絡先を聞いて早速会う事にした!エビーは西川口を拠点としているらしかった。シャブのメッカだ!

待ち合わせ場所は川口にある某所で夜の9時に会う事にして電話を終えた。

エビーは日本語が堪能だった。

待ち合わせ場所に行った。

エビーは紺色のメタリックのシルビア(S130)で現れた。場所を移動して近くのファミレスに2人で行った。

つづく・・・

初対面で肉体関係に!!2

2008-02-19 21:35:49 | Weblog
俺は末長とラブホテルに入った・・・・

ホテルに行くのは気が進まなかったが、サンプルのシャブを渡して確認させて買うかどうかを決めさせて早めに取引を済ませて帰る予定だったのだが・・・

シャブ未経験の末長にスニッフィングを教えながら、結局二人で愛好してしまった。

ラブホにはエロビデオが放映されている。静まりかえった部屋よりは良いと思い放映されてるエロビデオを消さないでいた。

シャブが脳に作用するにつれて性欲が増す。それは男だけではなく女も同様だ。

末長が急に立ち上がり「暑い」といいながら服を脱いだ。と言っても上着だけでTシャツになっただけだった。

上着を脱いでまた、座った時にお互い向かい合わせだったが隣にぴったりと寄って座ってきた。

末長の太ももに手を置いた。シャブをすると皮膚が物凄く敏感になる。前身が性感帯になる。男女共通の生理現象だ。

同時に末長の手が俺の股間に来た。男はシャブをすると勃起が激しい。バイアグラなんて顔負けだ。

俺と末長はSEXに発展してしまった・・・・

シャブをしてる時のSEXは通常では考えられないほどハードなものになる。外国のハードコアみたいなSEXにどうしてもなってしまい、汗の量も半端ではない!!

また、男はとても強い男になる。なかなか射精もしないし、射精してもすぐにまた、行為が出来る。

3時間以上そんなSEXをしただろうか。一休みした。

そこで末長がまた、覚えたてのスニッフィングをしだした。多弁になってびっくりすることを言った。

なんと!!末長は医者の卵だった。現在はインターンの婦人科の医師との事だった。

夜勤があって眠くてつらいのでシャブの効能は良く知ってるので是非、欲しいアイテムだとの事だった。また、実家が産婦人科の病院でゆくゆくは実家に戻る予定だとのこと。

末長の職業はどうでも良かったのだが急に心配になってしまった。

お互いだいぶ「運動」したので汗だくだったのでシャワーをしてホテル着に着替えたが、やはりSEXになってしまった。

シャブのSEXはまるで猿のようになる。朝までバカのひとつ覚えみたいにひたすら快楽を求めてしまう。

全く眠らずにSEX三昧になって携帯の番号を教えて、俺は始発で帰った。

結局、ホテル代は末長が払った。サンプルのシャブのほかに売るはずだった0.5gのパケを二人で半分使った残りをあげた。そのほかに0.5gのパケを15000円で買うと言ったがまた、近いうちに会おうと俺は言って売らずに分かれた。

この出来事からしばらく末長とSEXフレンドの関係が続くことになった。















初対面で肉体関係に!!

2008-02-17 21:58:50 | Weblog
待ち合わせをした末長と接触した。

末長は、痩せ型で背は168くらいあったか・・

その後、末長の地元の川崎でサンプルを試させるためにカラオケBOXに入ろうと俺が言った。

が・・・末長が「落ち着いて出来るから」との理由でラブホテルに行くと言った。

気が進まなかった。理由は長くなるからだ。さっと商売を済ませて短時間で終わらせないと遠く離れた川崎だと次の固定客からの電話があった時に困からだった。

駅からたしか10分以上歩いた気がする。途中、末長がおなかが空いたからと言ってコンビニで買い物をした。それを聞いて末長は「シャブ」未経験だと確信した。

ついでにアルミホイルを買った。俺は始めての人間には「炙り」での使用を進めてる。理由は2つ

1 もし、辞めた時でも依存になりにくい。(と思う・・)ポンプ打ちの場合はシ  ャブはテキメンに脳に来る!注射針を指して注入した瞬間にパキっとくる。髪  の毛が逆立つのがわかる。だから打ち終わった後でもポンプに血を戻して何回  もピストンする輩もいるほどだ。

2 ポンプは少量でも決まるが、炙りは一回の使用量が多い。したがってリターン  の周期が短くなり利益が多くなる。効き目は緩やかだ。

愛好者が使用前に食料を買う事など100%・・200%絶対無い!!いくら腹が減ってても、眠くても決めた瞬間に嘘のように満腹になり、眠気が無くなる。食べ物を見ただけでうんざりする。

コンビニから出てホテルに入った。確か時間は19時近くだった気がする。

ホテルに入った。

時間を気にしてる俺に対して末長はのんびりでマイペースだ。なんと、自己紹介からはじまってしまった。俺は、自己紹介は出来ないと言った。個人情報を言う売人は世界中に一人もいないに違いない。

で、俺は質問した。「薬物はそれなりに経験が経験がある」との書込みだったが「何を」試したことがあるのかと聞いた。また、あなたは「シャブ」はしたことが無いとの指摘をした。

末長は、リタリン、プロザック(合法品)、学生の時にマリファナをしたことがある程度だった。「シャブ」は効能はかなり知ってるが未経験だと言った。


いろいろ話した。俺の事は一切聞かない約束をしながらサンプルを手渡した。注射器もあるが、「炙り」の方が良いとの説明をした。初めてだからサンプルが本物かどうか分かるはずもないし、「炙り」の準備など分かるはずも無いから全部俺が段取りをしてあげた。

ポンプなら楽だ!テレビのドラマでもやってるし。耳かき1杯または2杯を少量の水に溶かして注射器に吸わせて血管に打つだけだ。

ホイルでストローを作り、ホイルをの上に「シャブ」を乗せて下から炙って液体になったシャブを転がして蒸気になったシャブを吸わせた。

「炙り」は緩やかに来る。初めの一服やそこらでは感じない。ただの苦い煙を吸ってる感じだ。

でも、時間が立つにつれて効果が出てきてるようだった。

末長が多弁になって来た。さっき買ってきたコンビニのおにぎりはもう入らないと言った。喉が渇くのでシュースが欲しいと言ってきた。

効いてきたらしい。

始めてから1時間位しただろうか・・・「一緒にしよう」と言われた。もちろんサンプル用の少量では足りるはずがない。手持ちの「商品用」で取ってあるのを使った。

シャブは性欲に直結につながる。A10神経に作用する。快楽神経とも呼ばれる。

A10神経は脳幹の中の中脳からスタートして原始人の時代からある「原始の脳」と言われる視床下部に進む(別名「欲の脳」)その後大脳から大脳辺縁系を通って篇桃核、海馬を通過して側座核に到達すると聞く。

男と女が「シャブ」を一緒にしたら最後にすることは「SEX」にたどり着く。それはたとえ初対面同士でもだ。

つづく・・・


もうひとつの出会い・・・・2

2008-02-13 21:15:03 | Weblog
パソ通でのもうひとつの出会いは女性だった。

その女性は末長といった。その女性とメールのやり取りをして会う約束をした。

末長は待ち合わせ場所に来た!

手にはヤングサンデーを持ってホームの最後尾のベンチの脇に漫画本の表紙を見事に三角に折り曲げてた。

俺は反対側のホームで20分以上前からいたのだが、メールで教えたとおりの服装とは全く違う服装で待っていた。

俺は仕事が終わり背広姿で手にはカバンを持ち、どこから見てもサラリーマン(本業はサラリーマンだし)にしか見えない。

俺は待ち合わせ時間の数分前に彼女のいるホームに移った。で・・・待ち合わせ時間になっても声をかけずに知らんぷりしてた。

「待ち合わせ時間に来なかったら帰ってもいい」と言ったにもかかわらず40分以上立って待っていた。

そして彼女は手に持っていた漫画本をゴミ箱に捨てて改札に向かって歩いて行った。

すかさず俺も後を追って行った。

彼女はJRから京浜急行に乗り換えた。そして川崎駅で降りた。

川崎の駅前をブラブラしだして、あまり覚えてないがたしか、マックだか、ロッテリアに入った。

俺はデコ助(生安の刑事、麻取)ではないと確信して、店に入って何かを注文しようとメニューを見ている彼女に声をかけた。

少し驚いてたが、事情を説明した。

初めての面識だから用心していた。
警察関係の泳がせ(おとり)じゃないと確信して声をかけた。
などを説明した後、待ちぼうけをさせたことを詫びた。

そのまま注文せずに店を出て歩きながら、例の「品物」を本物どうかサンプルをあげるので確かめてから後日また会おうと言った。

そしたら彼女は今確かめてすぐに買いたい。それでも大丈夫か?と聞いてきたので品川駅のコインロッカーに入れてあるので取りに行かないと無いと言ったら、一緒に行く!というので一緒にまた、今来たばかりのルートを戻った。

電車の中でいろいろな話をしたと思うが内容は忘れてしまった。

そして、品川について「品物」を取ってから彼女の地元だと言う川崎にまた戻った。

同じとこを行ったり来たりして手間がかかったが用心をする事に気を使っても損は無い。

つづく

もうひとつの出会い・・・・

2008-02-13 00:01:59 | Weblog
パソ通にて出会いがあった。

ひとつは広沢と言う男だった。もうひとつは「末長」と言う女性だ・・・・。

その女性は当時大手のBBSだった「ニフティサーブ」にて知り合った。

そこのBBSに末長がある書込みをしていた。

「大変疲れている。疲れを忘れさせてくれる物がないか?今までいろいろ試したことがある。誰か、お願いします」

と言うような内容だったと思う。文体はもっと長く女性らしい書き方だったが、とにかくドラッグが欲しくて、何回か試したことがあるらしい内容だった。

早速、メールで接触した。

当時のパソ通は今のインターネットのようにネット人口が多くなかった。大手のBBSでも「ニフティ」で20万人程度の会員だ。

PCもそんなに普及しておらず女性なんてとりわけネット人口は少なかった。また、警察もあまり、この方面は詳しくなく結構大手のBBSでも裏ビデオ、裏本なんかが堂々と「売ります」「買います」コーナーに有った。

どれでも、運営会社は違法な物の取引を監視していて違法物を投稿しても、長くて2日程度で削除されてしまう。でも、当時は法規制が無く「通信の秘密」と言われ旧郵政省の電気電話通信法で事業者が警察に通報などはしなかった。

末長にメールで「お望みの物があります。」と言う内容のメールを送った。でも、そこは大手のBBSだ。メールのログはサーバーに保存されて2年位は残ってしまう。

そこで、草の根BBSの「ブチコミネット」の電話番号を教えてそこにアクセスして自分の名前を検索してメールをくれるように支持した。

早速、何日か後にメールが来た。

末長はリタリン、ハルシオンなどの向精神薬や眠剤は経験済みだと言う。

そこで、現在自分の持っているネタを教えた。そしたらシャブが欲しいと言う。今まで経験したことが無いが、だいたいわかると言う。

早速、サンプルを無料で送るので郵便局止めで発送するとメールした。が、神奈川在住なので、直接手渡しが良いと言う。

今までに無いパターンだ。危険な感じもする。少し考えて品川の駅で平日の夕方に待ち合わせした。時間は末長の希望に合わせた。

自分の格好や服装を言った。末長も服装を教えてくれた。待ち合わせの時にヤングサンデーを左手に持って表紙を三角に折って持っているように支持した。雑誌代はあった時に返すと約束した。

また、「自分は時間に遅れることは100%無いから待合場所に行って時間になっても来なかったら、待つことなく帰っても良い。」と言う内容を伝えた。

「JR品川駅の2番線ホームののぼり側で一番最後尾の車両側の一番最後のベンチの場所に時間になったら座らずに立っていて欲しい」

末長は26歳だと言った。26歳の女性がヤングサンデーを読むことはまず無い。

会う約束をして、当日まで待った。

つづく

ある男との出会い・・・・>数年後に災いになるが・・2

2008-02-07 20:59:34 | Weblog
パソ通のBBSで広沢と言う男と出会った。

俺と広沢は売人と客の関係からビジネスパートナーへと変わりつつあった。

広沢は俺が譲渡したシャブに混ぜ物をして利ざやを稼いでいた。混ぜ物は俺が作って、0.4gのシャブに0.1gの混ぜ物をしてパケを作って渡した。

パケとは透明な細長いビニールで出来た袋だ。昔からパケと言うが多分語源は「パッケージ」の略語だと思う。パケも自分で作るのが業界では当たり前のことだ。

さて、混ぜ物とは?
シャブのガンコロと見分けがつかずに体に害がない(多分)物は?

それは、だいたいの家庭にある調味料だ。そう「味の素」だ。

味の素の粒は細長い小さな結晶だから、とても米粒大のシャブのガンコロには見えない。これをガンコロと同じくする方法がある。

1 まず、カレー用のスプーンを用意する。
2 カレー用のスプーンに3分の1程度味の素を入れる。
3 スプーンの味の素に水を少し入れる。(初めは溶けない)
4 その水と味の素が入ったスプーンをガスレンジに弱火でかける。
5 水が沸騰してくると味の素が溶けるので焦げない程度に炙る。
6 だんだんと水が蒸発して液体に粘りがでてトロトロしてくる
7 完全に水が蒸発すると大きな塊の結晶になる。
8 完全に冷えたら適度な大きさに砕く。

これで偽者が出来る。

みなさんマネをしても法に触れる物ではないからいいけど作っても何の意味もない。粒が大きいので料理に使う場合にも溶けにくいし、使いにくい味の素が出来るだけだ。

パケの重さ+シャブ+味の素で総重量は0.6gになるように計って広沢に渡した。

シャブはその都度の仕入れてでかなり品質にバラつきがある。

結晶が大きくて多い→ガンコロ
結晶が湿っていて水っぽい、袋にくっついてしまい出てこない→シメネタ
シャブがスッパイ匂いを出してる→クサネタ
結晶が無く粉状→プンコ
結晶が透明ではなくあめ色に黄ばんでいる→黄ばみ

地域によっては呼び名は違うかも知れないが上記の呼び名で通用している。

クサネタはスッパイ匂いがかなり強い。シャブの合成には氷酢酸も原料としてるので酢酸の匂いだ。

ある男との出会い・・・・>数年後に災いになるが・・

2008-02-06 21:25:57 | Weblog
パソ通(パソコン通信)にてある男と出会った。

年は俺より2歳年上の男で偶然に住まいが車で40分程度の場所だった。

男の名は広沢(仮名)と言った。職業はフリーのコンピューターシステムエンジニアだった。

パソ通の草の根ネットのBBSの「東京イソターネット」で向精神薬を販売していた。なぜ俺も含めて広沢やその他の人間もアングラな事をノビノビとしても平然だったか!!

それは、当時は法整備が出来てなかった。ましてやNTTの電話回線もデジタル交換機ではなかったから特定がかなり難しかった。また、BBS管理者には一切責任が無かった。そのBBSがにぎわっていれば開設者は一応会費を少し取っていたので儲かった。

先に俺の書込み「シャブ、チョコなどあります!都内近郊ならご指定の場所まで持って行き、サンプルを無料であげます。試してみてからで結構!」を見て広沢はメールにて「眠剤のハルシオン、リタリンなど有りますが交換はできますか?」と打って来た。

もちろん断った。

そしたら欲しいとの事でお昼に新橋のSL公園で初めて会った。

早速、近くのカラオケ屋に行って取引をした。

いろいろ広沢と話すうちに広沢は当時流行っていた、伝言ダイヤルや2ショットダイヤルの達人でそれを利用して客を募っていた事を知った。

何回か会ううちに二人の関係は変わりつつあった。

まず、自分が広沢にシャブを自分が仕入れてる値段(1g5000円程度)に経費を上乗せした値段(1g9000円)で売る。

広沢は0.5gを14000円程度で知り合った人間に売っていたらしいが売値は俺は全く関与していなかった。

広沢は秤を持っていなかったので俺が手間賃を貰って計量していた。

俺は自分で売る場合には全く混ぜ物はしなかった。信用が第一だし。それが原因で墓穴を掘った売人を何人も知っている。

でも、広沢はシャブ0.4に対して0.1の混ぜ物をしていた。

その配合はやはり俺がやっていたのだが・・・・。

シャブは粉ではない!!透明な結晶である!もし、粉で有った場合には99%混ぜ物が配合されてある。結晶を砕いてこなにして安息香酸ナトリウムなんかを混ぜてある。

でも、俺の売っている物は大きいものは米粒5個位合わせた大きさの結晶もある。

通称ガンコロと言う!ガンコロは絶対的な信用もあるし、愛用者がもっとも欲しがる一品でもある。ガンコロが大きいほど喜ぶ。

広沢もそのままで売りたいという。でも、混ぜ物をして利益を出したいと言う。

ガンコロの中に粉を入れたら愛好者は一目でインチキだとばれる。でも、人体に使用するものだからやたらめったら変なものは入れられない。仲間でカルキを入れてた奴がいたが、やはり「愛用した後に頭が痛くなる!」とイチャモンをつけられて客に逃げられてしまった。

では、シャブのガンコロの中に入れても体に害が無く(多分?)シャブと見分けがつかない混ぜ物は??

自分で自作するのだが次回説明しよう!