大地震がきたらあなたはどうしますか
昨年は大きな地震が2つあり多くの犠牲者が出ました。地震の襲来を予知するのは極めて困難です。それだけに普段の準備と地域の協力について考えておく必要があります。
震災時の対策等について本町二丁目町会で簡単に纏めてみたので参考にして下さい。
阪神淡路大震災では亡くなった人の9割近くが倒壊家屋の下敷きになっています。また、その数倍の人が倒壊家屋の下から救出されていると言われていますが、その3/4は家族や近所の人が救出しています。
大震災の場合、その直後に消防や警察による救難活動を期待することは困難です。
東京都では大災害発生時に災害対策職員が参集し、関係機関との連絡や全職員の招集等発生した災害に対応できるよう体制を整えています。災害が発生すると、その体制の下に情報の収集・伝達、消防活動、救助・救急、住民の避難・保護、相互応援協力、派遣要請等の活動を行うことになっていますが、災害発生直後は体制が整っていないので発生した問題は被災者自身が解決していかなければなりません。小金井市も非常食、救急器具・工具等は保管していますが災害救援体制は十分とは言えません。外部から救援の手が届く2~3日の間、救助も含め、多くの問題を自分たちで解決する必要があります。大災害発生時に地域の人が協力して問題を解決できるよう、普段から話し合いをしておきましょう。家庭内でも連絡方法等の確認をして置いてください。
震災対策は小金井市『わたしの便利帳』と東京都総務局総合防災部防災管理課〔電話03(5388)2453〕発行『私たちの東京を地震から守ろう』(小金井市役所にあり)を参照下さい。
注意事項、非常持ち出し品
添付資料(別紙)は東京都、千葉県、静岡県、愛知県等の資料を参照して作りました。
水は18リットルのポリタンク一個が2人分になります。家の外にカバーをかけて保管し1~数ヶ月毎に水道水を入れ替えておけばよいと思います。容器は水を入れ替える都度洗いましょう。毛布や衣料品は保管場所が破壊により持ち出し不能になることも考えられます。日常使用するものを分散して保管すれば良いかもわかりません。貴重品、医薬品等の保管場所は各自検討下さい。現金は必ず準備して置いてください。
本町二丁目は小金井公園が避難場所、市営競技場・第二小学校・第一中学校が一時避難場所に指定されています。
災害用伝言ダイアル
ダイアル「171」を災害時の声の伝言板として利用することが出来ます。
対応できる機器は・一般加入電話・公衆電話・携帯電話・PHS等です。伝言録音時間「1伝言当り30秒間」、伝言保存時間「2日間」でガイダンスに従って利用下さい。
立川断層帯(小金井に最も近い断層帯です。参考までに)
青梅市から国立市迄、北西-南東に続く長さ役21kmの立川断層帯について平成9~10年度にかけて東京都が調査しました。これまでの調査で、断層は約5,000年間隔程度で活動することが推定されましたが、近い将来に動く可能性は小さいと考えられています。