モニタの向こう側

ちょっと真面目なお話

エンターテイナー

2004年08月05日 18時51分15秒 | ネットゲームをマジメに考えた
「ブリタニアの民よ、エンターテイナーであれ」

UO(※)をやったことがある人ならわかるかもしれません。
ウルティマシリーズの生みの親、ロードブリティッシュこと
リチャード・ギャリオット氏からプレイヤーへのメッセージです。
UOをプレイしたのは大分昔の話ですが、今でもこの言葉は忘れられません。

エンターテイナーを辞書で引いてみると
〔エンターテーナーとも〕人に娯楽を提供する人。特に、芸能人。
とあります。

UOがMMORPG(※)の先駆けであるのは皆さんご存知だと思います。
この言葉は、「自分自身で物語を創る、終わりの無いPRG」という
今までになかった命題に挑むプレイヤーにとって、一つの大きな指針になったと私は思います。
まぁ「物語を創る」というのは大袈裟かつこっぱずかしぃものですが
そういった謳い文句に惹かれてパッケージを手にした人も少なくはないのでしょうか。

話が逸れました。
このギャリオット氏の言葉を真に受けるならば、スタンドアローンなコンピュータゲームと
ネットワーク接続されたオンラインゲームとの大きなな違いは
「他人から娯楽を提供される、また自らも他人へ提供する」
という事ではないでしょうか。
「違い」という言葉は適切ではないかもしれませんね。
どちらもゲームとしての楽しさは存在する訳ですから。
オフラインゲームにプラスαの要素として、先に挙げた事柄が加わる
と言い換えた方がいいでしょうか。

と、時間がなくなったので続きはまた後で・・・。

※UO:ウルティマオンライン(UltimaOnline)
※MMMORPG:Massively Multiplayer Online Role Playing Game