日記ー美奈子

日記形式にて写真も交えて、自分の思いを書き綴る。

失語症に罹患しました

2016-02-16 16:02:54 | 日記

失語症に罹患しました

 

今日は2016年2月13日です。1年前に脳出血が発病した日です

1年前2015年2月13日の朝、朝食の用意の最中に料理作りの手順が判らない、物の名前が出ない、イメージと発語が合致しないなどの状態が生じ、夫との会話が噛み合わない、もどかしさを感じました。頭がはっきりしなくて、夜、息子に連れられて淀川キリスト教病院に行き,頭部MRI検査を受けた結果、左前頭部の出血による失語症と診断され、脳神経外科に緊急入院しました。

意識混濁があり、完全絶食し、点滴注射で薬剤を入れ、排便排尿の困難な状態が約1週間続きました。

 集中治療室から個室、一般病室へと移り,徐々に意識も回復し預金通帳の暗証番号や孫の名前などの記憶が戻ってきました。

 2月26日よりリハビリテーションを開始し、引き続き3月19日より4月28日まで関西リハビリテーション病院の移り、理学療法で歩行訓練、作業療法で上肢、手先の訓練を行い、日常生活活動能力の回復を企てました。四肢の麻痺がなかったので比較的簡単に進みました。

 さて、言語療法(スピーチ・テラピー)です。

失語症で単語の喪失がありますので身の回りの言語、単語の思い出しから始めました。単語カードを利用して片っ端から憶えて行き、大学ノート2から3冊使用しました。更に、漢字練習、文章の完成、漫画の説明から、2~300文字分の読解など、幼児から高校までの勉強を一挙に行った感じでした。

更に5月1日から篤友会リハビリテーションセンターの診療所で週4回1時間みっちり単語の読み書き練習、文章完成、読解力、要点まとめ等を際限なく,色々な課題を含んで勉強しました。9月末日で一応完了しました。

 標準失語症検査の結果が80から100%に改善し、書字表出能力改善が認められ、社会復帰することが出来ました。

 約7か月の闘病生活でしたが、日常生活活動及び社会活動が一応、回復出来たことをを感謝し、今後、単語、言語を大切にし、会話を楽しみ、社会活動を行いたいと思います。

理学療法士 米本先生 関先生

理学療法士 白井先生 三浦先生

言語療法士 藤本先生、林先生、島田先生

療法士の先生方にはとても感謝します。 有難うございました