NJCCサッカースポーツ少年団代表日誌

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4年生育成リーグを終えて

2008年03月10日 | お知らせ

春からほぼ毎月のように開催されていた「育成リーグ」が昨日終了致しました。
いよいよ、新5年生チームとして動き出します。JAカップの支部予選は、
4月12日()・13日(みどりヶ丘にて行われます。

昨日は、咲本コーチの都合が悪く帯同出来ないこともあり、私一人での
引率となりました。最近は、私が4年生の練習を見ていることも多く、その
練習で行っている課題をそのまま試合に持ち込みました。

“点”“線”“面”・・・これってナンのことかなぁ?

一つの点があって、もう一つ点が出来てそれが繋がると線になります。
そこにもう一つ点が出来れば、「三角形」になります。一つ点が増えるたびに
「四角形」「五角形」「六角形」・・・と面が出来ていき最終的には円になります。
点が増えれば増えるほど、円は大きくなります。
チームも、基本は“点(個人)”です。この個人が集まり、絆を深め繋がり“線”
となり、やがて“面(チーム)”に成長していきます。“面”を最初から作りそこに、
点を埋めていくチームもありますが、NJCCは、やはり“点(個人)”が基本です。
“点(個人)”の基本技術・判断力・運動能力のアップが最優先です。
もちろん、上達のスピードには大きな違いがあります。また、現時点の能力にも
大きな格差があるのも現実です。
試合に勝って欲しいのは誰もが思うところです。しかし、強いチームにいたという
だけの選手が何名かいるっていうことは、とても悲しいことです。
“点(個人)”が成長した結果、チームが強くなる・試合に勝つことが、一番だと
考えています。ゲーム中の判断力を養うことはとても難しいことです。
子供達に実感させることが、とても重要です。その結果、失点しようが、試合に
負けようが“点(個人)”の成長に繋がるなら、試合結果なんてどうでも良いこと
だと思っています。ゲームで使うボールは、たった一個です。
ボールを持たなければ、ドリブルもパスもシュートも出来ません。誰よりも多く
ボールに触れることがとても重要です。
4年生ですが、昨日の育成リーグ三試合でも、「出来るだけドリブルをしよう!」
「クリアはしない!」「相手を見て相手の逆をとろう!」この三点を指示しました。
見た目には、スマートなサッカーでもないし、まるで低学年の子供達のように
密集サッカーだし、連動性もないチーム組織としては幼稚と見られても仕方が
ないサッカーですが、私は、とても満足しています。まず、全選手が、ボールを
持つと、どんどんチャレンジしていました。もちろん大半が上手くいくわけでも
ないのですが、しっかりと相手の逆をとってドリブルで抜け出したり、ボールを
前に運ぼうという強い気持ちは全選手が表現していました。まずは、ボールを
持つこと・相手がプレッシャーを与えてくることを嫌がらないこと、それを逆に
最高の自分の能力を発揮する場面であると感じるようになってほしいです。
その“点(個人)”が、お互いを意識し合い・気遣いあい出せば、次のステップに
上がっていきます。先の洛北カップであまり出番のなかった選手達も昨日は
それぞれが、とても素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれました。
公式戦の少ない、新5年生は、じっくりと成長させることが出来ます。
“面(チーム)”作りは、全く焦る必要はありません。
なぜなら、彼らのサッカーは、小学校の卒業が最後のゴールではないのです。
次の年代に繋げるために、私は、“点(個人)”の成長にじっくり取り組む
つもりでいます。



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