花鳥風月という雅な言葉を
皆様も当然聞いたことがあると思います
しかしながら、その四字熟語の意味は漠然として捉えてる方も少なくはないのではないかと思います
かく言う私がそうでしたように…
学研四字熟語辞典によると、その意味は
美しい風景。転じて、自然の風景・景色を題材にして詩歌をつくったり、絵を書いたりすること。風流なこと。風雅な遊びのこと。
らしいのですが
わたしにはやはり漠然としてよくわかりません
なんか『雅だねぇ〜』くらいにしか…
と言う感じに曖昧な理解でもなんら困ることなく
長き人生を歩んで参りましたが
最近、花鳥風月の不思議な一説を小耳に挟んだのでご紹介します
その説によると、花鳥風月というのは人が物心ついて死ぬまでの間に興味を示して行く順番だというのです
花→鳥→風→月
文字の印象からは徐々に大地から空に向かって興味が移ろっているように感じますが
自分に置き換えてどんなに甘く考えてみても
花や鳥に興味を持ったことは私は有りません
まだ物心ついてないのでしょうか…
次に拡大解釈してみましょう
植物→動物→空→宇宙
私に当てはまるよう解釈を拡大していくと
このような解釈でやっと『あぁ…今僕は動物に興味があるかもな』
って感じで落ち着けましたが、無理やり感が否めません
どうやら私は
花鳥風月という言葉の理解を深めようとし
無駄に時間を費やしてしまったようです…
こうなったら
花を愛で、鳥の優しい歌声に耳を傾け、風の運ぶ四季を感じ、月のおぼろな表情に魅せられることにします