前半は普通にいつもの様にエアロバイク漕ぎながらのほほんと読んでいたんですよ。。。
しかし、後半に差しかかって
「やべぇ。。。!!これは人前で読んではいけない。。。」
と気付きました。
なので家で最後まで読んだのですが。。。
号泣です
「流星ワゴン」(重松清著)
ぶっちーさんのブログで紹介されていて、あたしも読みたかった事を思い出して今回やっと読んだワケなのですが。。。
なめてました。。。まさかここまで泣かされるとは思いもしませんでした
交通事故死した親子の乗るワゴンに拾われ、人生至上最悪な状態の38歳の主人公は、その親子と共に過去に行ける不思議なドライブを経験するとゆー話なのですが、これがどうしようもなく切ないんですよ
お互いどうしようもなくなってしまった親と子の関係。そして夫婦の関係。。。
誰が悪い訳でもない。
家族とゆー、一見安心で居心地の良いはずの絆で結ばれているのに、その家族とゆー絆が時にはお互いを傷つけるためのものでしかなくなったり時にはものすごく重荷になってしまったり。。。これを読んでもしかすると一番お互いを分かり合う努力をしなくてはいけないのは自分の家族だったりするのでは。。。と思ってしまいました。
生きている限りは人は何度でもやり直せる。
完璧に幸せな人生なんてあり得ない。でも、幸せになりたいから人は今日も必死にもがいて生きていく。
これから新しく作る自分の家族。そして今まで当たり前の用に過ごしてきた家族。
なんだかとても大事にしなきゃな。。。
なんて改めて思い知らされた作品でした