模範囚として釈放されたビルは、自分に無実の罪を着せたフェゴーを捜して旅をしていた。幼なじみだった2人だが、いまやフェゴーは残虐非道な強盗団のボスとして名を知られていた。復讐に燃えるビルは強盗団と対決するためにナイフ使いのオランや二挺拳銃のフォックスなど名うての猛者を雇って、フェゴー率いる強盗団を次々に倒していく。手下を殺されたフェゴーはビルを捕らえて苛烈な拷問を加えるがビルは必死の抵抗の末に逃亡し雇った仲間たちを引き連れて最後の闘いに向かう。仲代達矢が悪役でしかもマカロニウエスタンにでている一風変わった作品。
第二次世界大戦下の北アフリカ。アメリカ軍のサリバン軍曹とバリ大尉率いるコマンド部隊は、飢えと渇きに耐えながらミッションに挑む。イタリア、ドイツ軍の重要拠点となっているオアシスの奪取だ。コマンド部隊はイタリア軍基地を急襲、制圧。アメリカ軍本体が到着するまで、イタリア軍になりすましてドイツ軍基地への水の補給を断とうとする。だが、捕虜のイタリア兵の脱走により、サリバン軍曹らの正体がばれ、ドイツ軍が戦車部隊を率いて攻撃してきた。ラストシーンは戦争の悲惨さを見事に表現している。
3人のテロリストがジュネーブの国際保険機構爆破を試みるが失敗、逆に伝染性の強い細菌を浴びてしまう。生き残った1人が大陸横断列車に潜入し国外脱出を図る。連絡を受けたアメリカ陸軍情報部は、細菌兵器開発の事実を隠すため列車ごと証拠隠滅を画策。偶然乗車していた医者が軍の要請で細菌の拡大を防ごうとするが彼は列車の行き先に疑問を感じ始める。列車の行く手には老朽化した鉄橋があった・・。
19世紀後半のアメリカ西部。ユーモアとセンスに富むブッチ・キャシディと早撃ち名人のサンダンス・キッドは、西部で恐れられる名コンビだった。ある日2人は仲間達と共に列車強盗を計画し見事成功する。追っての執拗な追跡を逃れる為、2人はサンダンスの恋人を連れて南米のボリビアへと向かう。新天地でも強盗をくりかえす彼らは、やがて再びお尋ね者となる・・。破滅的な人生を送った2人のアウトローの姿を描いたアメリカン・ニューシネマ。ラストの絶望的な銃撃戦が印象的。
ニューヨークのマンハッタン島に突如、巨大怪獣が出現。ウオール街を破壊し、市民を恐怖に陥れる。この巨大怪獣は以前、日本沖で目撃されたものと似ており、目撃者の漁師が名づけたゴジラと命名された。この怪獣の生態に興味を持った生物学者のニックは接触してきたフランス諜報員のフィリップと共に調査に乗り出す。政府は軍を出動させ破壊のかぎりを尽くすゴジラに攻撃を開始するが巨体のわりに俊敏なゴジラはその攻撃を巧みに回避し、地下に潜伏する。まあひどい作品で、よく東宝がこんなゴジラを許可したなと思うだけ。結局、金でゴジラを売ったということかな。生きてる間は二度と見ることはありません。
海上自衛隊のイージス艦いそかぜにおいて、艦長が何者かに殺害された。宮津副艦長は先任伍長の仙石に犯人が如月一等海士であることを告げる。しかしそれは、宮津と対日工作員ヨンファが共謀して実行した、いそかぜ乗っ取り作戦だった。宮津は政府に対して全ミサイルの照準を東京に合わせたことを宣言する。しかもその弾頭には特殊兵器が搭載されていた。防衛庁が対策に乗り出すなか、政府は、いそかぜそのものの殲滅を検討しはじめるのだが・・・。ダイ・ハードとザ・ロックと沈黙の戦艦をもろにパクリ製作した海上自衛隊も全面協力ご苦労さん的な作品でほんと日本のアクションもこのへんが限界かな的作品。真田広之が甲板で寝て手旗信号を送る姿は笑うしかありません。
織田信長によって一族を惨殺された伊賀忍者・葛籠重蔵。彼はその怨念を、信長亡き後に世を治める豊臣秀吉へと向ける。大阪への道中、彼は敵か見方か定かではない謎のくの一、小萩と出会い激しい恋に落ちる。また伊賀忍者の風間五平は、重蔵と並ぶ腕を持ちながら一生を陰の世界で生きることを嫌い、伊賀を捨てる。五平は手柄を立てようと重蔵を追う。五平のいいなずけである、くの一の小さるは、重蔵への思慕から小萩と対決するが・・。興業収入24億円を記録した忍者アクション。
家族を無くし人生に疲れ果てた自殺願望のホームレス・メイスン。ありきたりの日常と刺激に飽き、人間狩りに明け暮れるバーンズら実業家にとって、これほど絶好の獲物はなかった。ハンティングガイドの仕事という名目でメイスンは脱出不可能の山岳地帯へ連れ込まれる。日常茶飯事のように恐怖の人間狩りが始まったが、今度の獲物はひと味違っていた。獲物を追い詰めていく男にルトガー・ハウアー、獲物を演じるのはラップ・ミュージシャンとしても活躍するアイス・T。最後は頭脳戦・
禁酒法時代のアメリカ。西部の町・ジェリコでは、アイルランド系とイタリア系の2大マフィアが闘争を繰り返し、辺りは無法地帯と化していた。ある日のこと、その町にジョン・スミスという男がやって来る。彼は町に入るなり言いがかりをつけてきたギャングを二挺拳銃で血祭りに上げてしまうのだった。それを知った2大組織はスミスを自分たちの仲間に引き入れようと画策する。しかしスミスの狙いは双方の組織を滅亡させることだった。ついにスミスとギャングたちとの死闘が始まる・・・。黒澤明の名作、用心棒のハリウッドリメイク。監督はウオルター・ヒル、クリストファー・ウオーケン、ブルース・ダーンなどくせ者が脇をかためる。
キャデラックを乗り回しアルマーニのスーツに身を包むダンディ刑事タンゴと彼に対抗意識向きだしのワイルド刑事キャッシュ。どちらもロス市警きっての敏腕刑事だが、なぜか全くソリが合わない。そんな二人が麻薬組織の罠にはめられ、殺人のぬれぎぬを着せられ刑務所に送られてしまう。二人は遂に手を組んで、真相解明に挑む。スタローンよりもカート・ラッセルの方が生き生きと役を演じている。スタローンにアルマーニを着こなすエリート刑事は合わない。
1987年製作。ヤクザを国外へ逃亡させる相談を受けていた田村。だがそのヤクザは田村の目の前で刺される。その様子を遠くから見ていた女がいた。ある日、田村が経営するバーに黒いドレスを着た女。渕子が現れ店で働かせて欲しいと告げる。田村の義理の妹・葉子の知り合いだという渕子。数日後、田村は渕子のカバンの中から拳銃を発見する・・。北方謙三の同名ハードボイルド小説を映画化。主人公がこの当時の原田知世ではいかんせん役不足、そのかわり菅原分太がその存在感を発揮している。
1992年製作。ハンサムな大学生・山本秋兵は父親のコネで就職も難なく決まり、気楽な毎日を過ごしていた。だが卒論の担当教授であり相撲部の顧問でもある穴山教授の策略で、卒業単位と引き換えに相撲部に入部させられてしまう。しかも試合にまで出場するはめになり、寄せ集めメンバーによる初の団体戦では惨敗。敗北の悔しさを味わった秋兵は次第に相撲に燃えていくようになるのだが・・。周防正行監督による青春コメディー。本木が最初はやるきがないのが、次第に相撲の醍醐味に惹かれていく様子をコミカルにかつ感動的に描く傑作。
舞台は1950年代のニューヨーク。場末で私立探偵事務所を開いているハリー・エンゼルは冬のある日ルイス・サイファーと名乗る紳士から人探しの依頼を受ける。探し人は往年の人気歌手ジョニー・フェイバリット。10年も前に行方不明になったこの男とサイファーとは、ある契約を結んでいたのだという。サイファーに何か胡散臭いものを感じたエンゼルではあったが破格の報酬に惹かれて引き受ける。調査を開始したエンゼルはジョニーの元の主治医の家を訪ねるが手がかりは得られない。いったん引き上げたものの再び主治医を訪ねると彼はすでに銃で撃たれ死んでいた。底なしの泥沼に足を踏み入れて行くエンゼル。調査の行く末には恐ろしい真実が待ち受けていた。
ヨーロッパで暗躍する凶暴なテロリスト、ウルフガーは方針の相違などから組織内部で孤立。そしてNYへとやって来た彼は、己の力量を示すかのように次々と残忍な犯行を重ねてゆく。インターポールの掛け声の下NY市警の刑事で変装の達人ディークらが捜索を開始するがウルフガーの巧妙な手口に捜査陣は翻弄される。しかし懸命な捜査の末にやがてディークはウルフガーを追い詰めていく。そんな中、ディークの元妻・アイリーンにウルフガーの摩の手が伸びる・・。スタローンが初めて挑んだ本格的な刑事アクション。ルトガー・ハウアーが冷酷なテロリストを好演。
PS2のゲーム・BLACKやっとクリアーできた。元々この手のゲームは攻略本なしにはクリアーしたことがなかったのですが初めてクリアーできてよかった。しかし直情的な性格が災いしてコントローラーを2台も破壊してしまいました。愚かな男です。最近九州地方は土曜日は確実に雨が降りできるかなと思った時は徹夜の仕事が入ったりしてまったく参加できていません。ちなみに只今徹夜が8日目に入り、心身ともにボロボロのじょうたいです。人間の感覚はこういうふうに壊れていくのかと実感させられています。今週の土曜日も雨です。