昨日こんなニュースを読んだ。
ピロリ菌にぜんそく予防効果=幼少期の投与で-筑波大
ピロリ菌が作り出すコレステロールを幼少期に投与すれば、気管支ぜんそくの予防に効果があることを、筑波大の島村道夫研究員らのグループがマウスの実験で発見した。花粉症やアトピー性皮膚炎など、発症メカニズムが同じアレルギー性疾患全般に効果が期待できるという。
胃の中で悪さをする菌も、研究をすれば別の予防ができるかもしれないなんて、正直驚いたニュースだった。胃酸の中でも死なないピロリ菌を、有効に活用する方向に目を向ける発想が凄いと思う。
どれだけの予防効果があるかわからないが、幼少期に改善できれば医療費も負担が少なくてすむようになるし、これから早く実用化になって欲しい。
6年ほど前、慢性胃炎と言われて、検査の結果ヘリコ・バクター・ピロリ菌を持っているとの診断。
放置しておけば、胃がんのリスクも高くなる。
さっそく薬を。しかし抗生物質が耐性で、除菌に失敗、その後漢方薬で2度の除菌を試みるも失敗
4度目は、それまで保険適用でなかった薬(メトロニダゾール)が適用になってやっと除菌を完了、3年かかった。
保険適用でない薬が適用になったと教えてくれたのは、現在、慈恵医大の薬剤師さん。
昨日、奇しくもその薬剤師さんと別件でメールをかわすことがあった。