は・な・う・た・ま・じ・り

不思議な花

今日は成人の日。成人年齢が引き下げられたことにより、成人式から「20歳の集い」など呼称を変更されて開催される所が多いそうです。当市は昨日開催されてました。私の頃は1月15日が成人の日でした。いつまでそうだったのか調べたら1999年までで2000年からハッピーマンデー制度の導入により移行となってて「もうそんなに!!」と叫んでしまいました。今年式典に出る人たちが生まれた時は既に第二月曜日になっていたんだ。白髪が増えるわけだ・・・。

鈍刀を磨く  坂村真民

鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかもしれないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙の世界だ
だからせっせと磨くのだ



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の運動場の法面にふさふさで青々とした葉っぱがあります。これは「彼岸花」の葉っぱです。咲いていた位置を昨年の9月にマークしていたのです。
花が枯れた後10月頃に葉っぱが出ました。このふさふさは5月頃には枯れて9月頃に茎と蕾が出て咲きます。咲く時は知らぬ間に咲いてますし、気温の変化なのか日照時間なのかよくわかりません。不思議な花です。

 校庭の周りの同じ法面には桜の木が20本ばかりあります。

(休眠打破)
桜の花芽は、冬に入る前にいったん休眠し、成長を止めます。そして冬の厳しい寒さによって再び目を覚ましそこからは春の暖かさによって成長していきます。

つまり今の時期がある程度寒くないと早く開花しない。これもまた不思議です。
あと2か月半ほどしたらこの桜の木も花が咲き始めている頃。待ち遠しい春。

 

 今を生きる  坂村真民

  咲くも無心
  散るも無心
  花は嘆かず
  今を生きる

コメント一覧

ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
Unknownさん

コメントありがとうございます。
外見だけでなく、心は磨かないと光りませんということを教えてくれるいい詩ですね!
若い世代の方もこうあって欲しいと思います。

ken🌺
ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
gabaosanさん

コメントありがとうございます。

一昨年、散歩中冬の最中モスグリーンの葉っぱに気付き、Gレンズで調べたら彼岸花でした。
結構目立ちますから、たぶん見つかると思います。

坂村真民さんは心が温まる人生の道標になるような詩が多いですね。

ken🌺
ken
https://blog.goo.ne.jp/nice_day002
桃子さん

コメントありがとうございます。
青年の主張、ありましたね。確かに知らないうちに消滅していました。
10月10日の体育の日も同様にこの日ではなくなりました。
時代の流れを感じてしまうと寂しいしいまだにその日が来ると昔の成人の日だと思ってしまいます。

ken🌺
Unknown
おはようございます。
光らない鈍刀をせっせと磨く、
良い言葉ですね。
gabaosan
おはようございます。

彼岸花の葉と言うものを初めて見ました。
こんな感じなのですね、、、

刀を磨いていることで自分が磨かれる、、、
成る程と思わされました。
桃子
40年も離れていると…
成人の日は、私も1月15日でした。そして、青年の主張が毎年 繰り広げられたものです。(今はそれも無い?)
終戦記念日は8月15日で、終戦ではなく、敗戦と言うべきだと言う議論もよくされたものですが、もうその日も無いのですよね。
緑の日や、海の日が出来ていて…。40年以上経ったので当たり前なんでしょうけど。なんだか寂しい気持ちです。
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