若い頃は、休みの日になると映画館に通っていましたが、ここのところコロナがあったり父母の介護など身の回りのですることが多く劇場には行けてないのです。
つい先日、勤めていた会社の同僚で同期の奴と電話での会話、彼も映画が好きで、しかもTOHOシネマズの近くに住んでいていつでも行ける場所なのだ。
「この秋、シニア割引で映画(こんにちは。母さん)を観に行ってきた。お前は最近観たか?」と尋ねられた。60歳以上なので1300円だったそうである。
そうか~もうその年なのだ、まったく意識もしていなかった。友人の「シニア割引」という言葉からも歳を実感した日。
シニアを辞書で引くと「年長者」「上級生」などがあるが,いくつかの辞書には予想したとおり「高齢者」とも。
ある調査では、「初老」といえば60歳くらいで、「高齢者」は72歳あたりだという。私の身の回りが落ち着いたら、その友人と映画を観に行こうと約束。
他にも割引となる対象をみつけて、どうせなら楽しく過ごしてみてはどうだろう。
そういう前向きな考えで人生を歩んでいけば,年齢に関することは気にならなくなると思った。
昨日は二十四節気の大雪、平地でも雪の降る季節に入りました。それにしてはこの週末も異常に暖かそうだとの予報。
人生と同じでいつまでもこんな暖かないい日は続きません、元気を過信せず頑張り過ぎず歩ける時は歩いておきます。
大雪も過ぎたので、これから寒い冬がやってきます。でもまた、一休みしているといつの間にか暖かく花咲き鳥歌う春がやってきます。
夏が来て暑い暑いとグチっているうちに、何時しか、涼しいさわやかな秋を迎えます。
どんな苦しいことも絶対に永遠に続くものではなく、どんな幸せも絶対のものではありません。
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」
道元禅師