少しの紹介です
こういうニュースがありました。
http://news.livedoor.com/article/detail/6237319/
＞「ＩＱの低さと偏見・人種差別主義の傾向に関連」カナダの研究チーム
＞カナダ、ブロック大学の研究者チームがこのほど、「人のＩＱの低さと他に対して偏見を持ったり
＞人種差別的傾向を持ったりすることとは関連がある」とする内容の調査報告を行った。
＞チリのメディアによれば、調査報告は「子供のころにＩＱが低いことと、成人してから
＞偏見を持ちやすい傾向、また人と交わる際の保守的傾向とは関連がある」としている。
＞（１月３０日付参考消息）
原文のニュースはこれの様です。
http://www.livescience.com/18132-intelligence-social-conservatism-racism.html
＞Low IQ & Conservative Beliefs Linked to Prejudice
＞There's no gentle way to put it: People who give in to racism and prejudice
＞may simply be dumb, according to a new study that is bound to stir public controversy.
＞
＞The research finds that children with low intelligence are more likely to hold
＞prejudiced attitudes as adults. These findings point to a vicious cycle,
＞according to lead researcher Gordon Hodson, a psychologist at Brock University in Ontario.
＞Low-intelligence adults tend to gravitate toward socially conservative ideologies,
＞the study found. Those ideologies, in turn, stress hierarchy and resistance to change,
＞attitudes that can contribute to prejudice, Hodson wrote in an email to LiveScience.
＞
＞"Prejudice is extremely complex and multifaceted, making it critical that any factors
＞contributing to bias are uncovered and understood," he said.
（意訳）
低IQ及び偏見とリンクした保守信念
以下の事を穏やかに表現する術はない：一般の議論を引き起こすであろうこの新しい研究結果によれば、
レイシズムと偏見に陥りがちな人々は実は単純に馬鹿なのだ、という事なのかもしれない。
この研究による知見は低知性の子供は大人になっても偏見を持ったままらしいという事である。
オンタリオ大学心理学者の研究リーダーのGordon Hodsonによれば、これら研究結果は
悪循環が成立する事を示している。「低知性の大人は社会の保守的イデオロギーに惹かれる傾向がある」事を
研究は示した。それら保守的イデオロギーは、順に、社会階層とその変化への抵抗、そして偏見を形成する
態度へと心理的圧力を加える、とHodsonはライブサイエンスへe-mailで寄せた。
“偏見は極端な脅迫観念で、複合的なものであるので、バイアスを助長する如何なる要因についても
その覆いを剥がし理解する事が重要だ”とHodsonは言う。
で…論文のアブストは以下の様です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22222219
＞Bright Minds and Dark Attitudes: Lower Cognitive Ability Predicts
＞Greater Prejudice Through Right-Wing Ideology and Low Intergroup Contact.
＞Hodson G, Busseri MA.
＞Brock University.
＞
＞Abstract
＞Despite their important implications for interpersonal behaviors and relations, cognitive abilities
＞have been largely ignored as explanations of prejudice. We proposed and tested mediation models
＞in which lower cognitive ability predicts greater prejudice, an effect mediated through the
＞endorsement of right-wing ideologies (social conservatism, right-wing authoritarianism) and
＞low levels of contact with out-groups. In an analysis of two large-scale, nationally representative
＞United Kingdom data sets (N = 15,874), we found that lower general intelligence (g) in childhood
＞predicts greater racism in adulthood, and this effect was largely mediated via conservative ideology.
＞A secondary analysis of a U.S. data set confirmed a predictive effect of poor abstract-reasoning
＞skills on antihomosexual prejudice, a relation partially mediated by both authoritarianism and
＞low levels of intergroup contact. All analyses controlled for education and socioeconomic status.
＞Our results suggest that cognitive abilities play a critical, albeit underappreciated, role in prejudice.
＞Consequently, we recommend a heightened focus on cognitive ability in research on prejudice and a better
＞integration of cognitive ability into prejudice models.
（意訳）
明晰な頭脳と暗愚な態度：低い認識能力は、右翼イデオロギーと低知性層とのコンタクトを通じ
より大きな偏見を持つ事を予見する。
摘要：
個人の間の態度と関係性についての重要な関わり合いを持つにもかかわらず、偏見に対する説明として認識能力と
いうものは広範囲に無視されてきた。そこで仲介モデルを発案しテストした、テスト結果は低い認知能力が
より大きな偏見、右翼イデオロギー（社会的保守主義、右翼独裁主義）への賛意と右翼外縁グループ
との低いレベルでの関わり合い、の兆候を示すものであるという事である。
二つの大規模データ解析、まず代表的な英国のデータ(N=15874)で、幼少期での低い一般知能は
大人でのより大きなレイシズムを予見し、低知能の影響は保守イデオロギーを通じて
広範囲に影響が介在するものである事を我々は見いだした。
第二のデータ解析、米国データの解析は、反同性愛層での乏しい理論的推理力の予兆的効果、
権威主義及びグループ間での低いコンタクトの双方での部分的に介在する関係性、を立証した。
全ての解析について教育と社会的地位は考慮されている。
我々の解析結果は、認知能力はそれが認識されなくとも、偏見における重要な役割を演ずるという事を示唆する。
結果として我々は、偏見の研究における認識能力に更に焦点を置く事で、偏見のモデルでの認識能力の更なる統合
を行う事を推奨する。
なるほどねえ。。。orz。。。つまり
認識能力が低い人間がいる
→右翼やその関係者に近づいたりしてその「陰謀論」を吹き込まれる
→認識・認知能力が低いので陰謀論を信じたり鵜呑みにしたりする
→偏見を次第に持つようになる（特に外国人や同性愛者などに対して）
（認識・思考能力が低いのでますます偏見は強まり、その偏見は固定化されたまま）
という事の趣旨の様です。説明としては自然で納得がいくものではありますし、在特会とかを
眺めていると、そうかもなあ、と感じる所は多々あります。
これも「ネトウヨ≒ニートetc」説を支える証左の一つと言えそうです。
しかし上記の事をそのまま演繹すれば「ネトウヨは素から頭が悪いので保守イデオロギーを受け入れやすく生まれながらにしてネトウヨになるべくしてなる傾向がある」という事でしょうか…
なんかこの研究結果そのものが努力というものを否定する事につながりかねないのであまり心穏やかでいられない感じがします…
問題は…研究者の言うcognitive abilitiesがもし先天的に決定されているとすればかなり厄介な話になるという事ですね…
（cognitive abilitiesがもし幼少期で低くても後天的に高める事が出来るのならば話は別です。
恐らくcognitive abilitiesが低くても学習・交流活動を通じて後天的に自己客観視能力などを高める事は出来ると信じますが…）
で…上記の調査結果は下記のエントリでひろゆき氏が言った事と整合性があります。
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/a6910ee35b17fae1a49c213c27d4e953
＞ひろゆき氏「元々保守系の人ってネットには多いんじゃないすか」
＞
＞まきの氏「なんでネットには多いと思います？」
＞
＞ひろゆき氏「保守というか右翼というのは割と感情で、左翼の人というのは割と論理で…」
＞
＞まきの氏「（左翼は）論理で動くと思いますけど」
＞
＞ひろゆき氏「論理で動く人は普通に仕事して能力発揮するんですけど、感情で動く人って仕事しても能力発揮しないじゃないですか」
＞
＞まきの氏「いいますか、それ（笑）。そういう事いいますか（笑）」
＞
＞ひろゆき氏「ええ（笑）」
＞
＞まきの氏「それで、どうぞどうぞ（笑）」
＞
＞ひろゆき氏「なので、結果として、その…仕事をする人たちって左翼側に多いので、その人たちというのは社会の側にいるので別に声をあげる事はない」
つまり頭の良い悪いがそのまま論理能力につながるならば……（以下自粛）
上記研究結果は
「右翼の人間は元々子供の時から認識能力が低いので、偏見に走りやすく、保守イデオロギーに陥りやすい傾向があるのだ」
という事を言っている訳です。
なんか救いのない研究結果です…あんまり信じたくない結果なんですが…
（もっとも「傾向がある」という事ですから全部そうだという事ではありませんが）
で…上記研究結果をネタにしてスレが立ちました。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1327991635/
＞【ニュース】IQの低い奴は偏見や人種差別の傾向を持ちやすいことが判明
スレ紹介が以下です。
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51738259.html
http://nonafinews2.blog.fc2.com/blog-entry-416.html
そりゃ…こういう動画を見ていたら上記の研究結果を否定しづらい所がありますが…
（ただし、因果関係と相関関係との峻別をお願いします＞読者の方々all)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16607094
＞チーム関西さんを援護したくて神戸市役所へ電凸しました(*^・ェ・)ノ
http://www.youtube.com/watch?v=mTLTd3psXWo
＞フジ嫌韓デモ参加者が観光客に罵詈雑言「おめぇら目ぇ覚ませやぁ！」
http://www.youtube.com/watch?v=z8txpG2NjZ0
＞練馬の不良２
（微妙にげんなりする研究結果ですね…在特会やネトウヨを見ていたら研究結果を全否定するのは難しそうです…）
そりゃ昔にこういう本が出まして
http://www.amazon.co.jp/dp/0684824299/
＞Bell Curve: Intelligence and Class Structure in American Life
そしてこういう論争が起きた事もありますが。。。
http://www.musashi.jp/~kokoharu/jugyooutline1999/bunkaron7.htm
＞『ベルカーブ』論争
＜追記2月2日＞
情報の追加や文章の手直しなどを行いました。
こういうニュースがありました。
http://news.livedoor.com/article/detail/6237319/
＞「ＩＱの低さと偏見・人種差別主義の傾向に関連」カナダの研究チーム
＞カナダ、ブロック大学の研究者チームがこのほど、「人のＩＱの低さと他に対して偏見を持ったり
＞人種差別的傾向を持ったりすることとは関連がある」とする内容の調査報告を行った。
＞チリのメディアによれば、調査報告は「子供のころにＩＱが低いことと、成人してから
＞偏見を持ちやすい傾向、また人と交わる際の保守的傾向とは関連がある」としている。
＞（１月３０日付参考消息）
原文のニュースはこれの様です。
http://www.livescience.com/18132-intelligence-social-conservatism-racism.html
＞Low IQ & Conservative Beliefs Linked to Prejudice
＞There's no gentle way to put it: People who give in to racism and prejudice
＞may simply be dumb, according to a new study that is bound to stir public controversy.
＞
＞The research finds that children with low intelligence are more likely to hold
＞prejudiced attitudes as adults. These findings point to a vicious cycle,
＞according to lead researcher Gordon Hodson, a psychologist at Brock University in Ontario.
＞Low-intelligence adults tend to gravitate toward socially conservative ideologies,
＞the study found. Those ideologies, in turn, stress hierarchy and resistance to change,
＞attitudes that can contribute to prejudice, Hodson wrote in an email to LiveScience.
＞
＞"Prejudice is extremely complex and multifaceted, making it critical that any factors
＞contributing to bias are uncovered and understood," he said.
（意訳）
低IQ及び偏見とリンクした保守信念
以下の事を穏やかに表現する術はない：一般の議論を引き起こすであろうこの新しい研究結果によれば、
レイシズムと偏見に陥りがちな人々は実は単純に馬鹿なのだ、という事なのかもしれない。
この研究による知見は低知性の子供は大人になっても偏見を持ったままらしいという事である。
オンタリオ大学心理学者の研究リーダーのGordon Hodsonによれば、これら研究結果は
悪循環が成立する事を示している。「低知性の大人は社会の保守的イデオロギーに惹かれる傾向がある」事を
研究は示した。それら保守的イデオロギーは、順に、社会階層とその変化への抵抗、そして偏見を形成する
態度へと心理的圧力を加える、とHodsonはライブサイエンスへe-mailで寄せた。
“偏見は極端な脅迫観念で、複合的なものであるので、バイアスを助長する如何なる要因についても
その覆いを剥がし理解する事が重要だ”とHodsonは言う。
で…論文のアブストは以下の様です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22222219
＞Bright Minds and Dark Attitudes: Lower Cognitive Ability Predicts
＞Greater Prejudice Through Right-Wing Ideology and Low Intergroup Contact.
＞Hodson G, Busseri MA.
＞Brock University.
＞
＞Abstract
＞Despite their important implications for interpersonal behaviors and relations, cognitive abilities
＞have been largely ignored as explanations of prejudice. We proposed and tested mediation models
＞in which lower cognitive ability predicts greater prejudice, an effect mediated through the
＞endorsement of right-wing ideologies (social conservatism, right-wing authoritarianism) and
＞low levels of contact with out-groups. In an analysis of two large-scale, nationally representative
＞United Kingdom data sets (N = 15,874), we found that lower general intelligence (g) in childhood
＞predicts greater racism in adulthood, and this effect was largely mediated via conservative ideology.
＞A secondary analysis of a U.S. data set confirmed a predictive effect of poor abstract-reasoning
＞skills on antihomosexual prejudice, a relation partially mediated by both authoritarianism and
＞low levels of intergroup contact. All analyses controlled for education and socioeconomic status.
＞Our results suggest that cognitive abilities play a critical, albeit underappreciated, role in prejudice.
＞Consequently, we recommend a heightened focus on cognitive ability in research on prejudice and a better
＞integration of cognitive ability into prejudice models.
（意訳）
明晰な頭脳と暗愚な態度：低い認識能力は、右翼イデオロギーと低知性層とのコンタクトを通じ
より大きな偏見を持つ事を予見する。
摘要：
個人の間の態度と関係性についての重要な関わり合いを持つにもかかわらず、偏見に対する説明として認識能力と
いうものは広範囲に無視されてきた。そこで仲介モデルを発案しテストした、テスト結果は低い認知能力が
より大きな偏見、右翼イデオロギー（社会的保守主義、右翼独裁主義）への賛意と右翼外縁グループ
との低いレベルでの関わり合い、の兆候を示すものであるという事である。
二つの大規模データ解析、まず代表的な英国のデータ(N=15874)で、幼少期での低い一般知能は
大人でのより大きなレイシズムを予見し、低知能の影響は保守イデオロギーを通じて
広範囲に影響が介在するものである事を我々は見いだした。
第二のデータ解析、米国データの解析は、反同性愛層での乏しい理論的推理力の予兆的効果、
権威主義及びグループ間での低いコンタクトの双方での部分的に介在する関係性、を立証した。
全ての解析について教育と社会的地位は考慮されている。
我々の解析結果は、認知能力はそれが認識されなくとも、偏見における重要な役割を演ずるという事を示唆する。
結果として我々は、偏見の研究における認識能力に更に焦点を置く事で、偏見のモデルでの認識能力の更なる統合
を行う事を推奨する。
なるほどねえ。。。orz。。。つまり
認識能力が低い人間がいる
→右翼やその関係者に近づいたりしてその「陰謀論」を吹き込まれる
→認識・認知能力が低いので陰謀論を信じたり鵜呑みにしたりする
→偏見を次第に持つようになる（特に外国人や同性愛者などに対して）
（認識・思考能力が低いのでますます偏見は強まり、その偏見は固定化されたまま）
という事の趣旨の様です。説明としては自然で納得がいくものではありますし、在特会とかを
眺めていると、そうかもなあ、と感じる所は多々あります。
これも「ネトウヨ≒ニートetc」説を支える証左の一つと言えそうです。
なんかこの研究結果そのものが努力というものを否定する事につながりかねないのであまり心穏やかでいられない感じがします…
問題は…研究者の言うcognitive abilitiesがもし先天的に決定されているとすればかなり厄介な話になるという事ですね…
（cognitive abilitiesがもし幼少期で低くても後天的に高める事が出来るのならば話は別です。
恐らくcognitive abilitiesが低くても学習・交流活動を通じて後天的に自己客観視能力などを高める事は出来ると信じますが…）
で…上記の調査結果は下記のエントリでひろゆき氏が言った事と整合性があります。
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/a6910ee35b17fae1a49c213c27d4e953
＞ひろゆき氏「元々保守系の人ってネットには多いんじゃないすか」
＞
＞まきの氏「なんでネットには多いと思います？」
＞
＞ひろゆき氏「保守というか右翼というのは割と感情で、左翼の人というのは割と論理で…」
＞
＞まきの氏「（左翼は）論理で動くと思いますけど」
＞
＞ひろゆき氏「論理で動く人は普通に仕事して能力発揮するんですけど、感情で動く人って仕事しても能力発揮しないじゃないですか」
＞
＞まきの氏「いいますか、それ（笑）。そういう事いいますか（笑）」
＞
＞ひろゆき氏「ええ（笑）」
＞
＞まきの氏「それで、どうぞどうぞ（笑）」
＞
＞ひろゆき氏「なので、結果として、その…仕事をする人たちって左翼側に多いので、その人たちというのは社会の側にいるので別に声をあげる事はない」
つまり頭の良い悪いがそのまま論理能力につながるならば……（以下自粛）
上記研究結果は
「右翼の人間は元々子供の時から認識能力が低いので、偏見に走りやすく、保守イデオロギーに陥りやすい傾向があるのだ」
という事を言っている訳です。
なんか救いのない研究結果です…あんまり信じたくない結果なんですが…
（もっとも「傾向がある」という事ですから全部そうだという事ではありませんが）
で…上記研究結果をネタにしてスレが立ちました。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1327991635/
＞【ニュース】IQの低い奴は偏見や人種差別の傾向を持ちやすいことが判明
スレ紹介が以下です。
http://blog.livedoor.jp/googleyoutube/archives/51738259.html
http://nonafinews2.blog.fc2.com/blog-entry-416.html
そりゃ…こういう動画を見ていたら上記の研究結果を否定しづらい所がありますが…
（ただし、因果関係と相関関係との峻別をお願いします＞読者の方々all)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16607094
＞チーム関西さんを援護したくて神戸市役所へ電凸しました(*^・ェ・)ノ
http://www.youtube.com/watch?v=mTLTd3psXWo
＞フジ嫌韓デモ参加者が観光客に罵詈雑言「おめぇら目ぇ覚ませやぁ！」
http://www.youtube.com/watch?v=z8txpG2NjZ0
＞練馬の不良２
（微妙にげんなりする研究結果ですね…在特会やネトウヨを見ていたら研究結果を全否定するのは難しそうです…）
そりゃ昔にこういう本が出まして
http://www.amazon.co.jp/dp/0684824299/
＞Bell Curve: Intelligence and Class Structure in American Life
そしてこういう論争が起きた事もありますが。。。
http://www.musashi.jp/~kokoharu/jugyooutline1999/bunkaron7.htm
＞『ベルカーブ』論争
＜追記2月2日＞
情報の追加や文章の手直しなどを行いました。
