MyMonkyパワーアップ編その6 (キタコSPL108CCボアアップ)
やっと組み付けが完了しました。
今回は失敗の連続で完了まで約10日ほどかかってしまいました。
本来なら慣らし運転をしっかりしてからの通常運転がセオリーのはずですが。。。
今回は中古パーツと言うことで、ちょっとなら回してもいいかも???っと
てな訳で試乗レポートです。
108CCの威力は
88ccの時とは比べものにならないくらいの加速です。
サードでグイっとアクセルを開くと・・・
あっっと言う間に80キロオーバーします。
まだ、最高速アタックはしていませんが、88ccの時の最高速93kmもあっさり更新しそうです。
早矢仕クロスは・・・
1速は使い勝手が広がって、発進からぐぃーーーっと40km近くまで加速します。
2・3・4速への変速もスムーズなつなぎで回転アップはすこぶる快調です。
が・・・
4速から・・・5速へと行きたいのですが・・・ もうギアが無い!
4速での高回転走行は・・・
ヨシムラType3の爆音の中での走行でとってもうるさいかも。。。
高排気量車両が5速ギアをセッティングするのが解る気がしました。
1万回転オーバーは、慣らし運転後(300kmはしなきゃなぁ~。)の楽しみとします。
さて・・・
ここからは、トラブル編です。
1.今回の改造の為「プロクソン1/4トルクレンチ」まで購入し
適正トルクを守り各ボルトを締め付けたのですが・・・
・クランクケースのボルト2本を締め付け過ぎ穴がバカに!
1cm長いボルトで対応
・トレンドボルトはボルトヘッド切れ! 再購入。
・ステム締め付けボルトもヘッド切れ!これは治らないかも??? 泣く!!!
2.ミッション関連の取付が解らない!
・取り外したギア部品がバラバラになってしまい・・・
組み付けにてんやわんやでした。
・自作早矢仕クロスもごちゃごちゃ触っていたら、
どれがどれだか解らなくなってしまい・・・
最終的には歯数を数えて組み付けしました。
(4速の組み合わせが合わないとクランクケースがはまらなかった。)
3.カム側ヘッドカバーがカムに当たりカムが回らない。。。
・中華オイルクーラー購入時に付いてきたカム側ヘッドカバーのでっぱりが大きいのか、
サイドカバー取付ボルトを締め込むとハイカムに当たってしまいフライホイールが回らなくなってしまう。
この為、いまだにオイルクーラーが取付出来ません。 トホホ。 中華め。
4.キャブセッティングが・・・
・88ccのキャブセッティングのままで、エンジン点火したら・・・
薄いかな?っと思ったら・・・
なんと!ガバガバに濃い! ん? なんで?
なんだか解りませんが・・・
現在 MJ#82、PJ#32 JN4/5 っと薄目のセッティングです。
5.クラッチが滑る。。。
・これは、滑るのでは無く切れないようです。
クラッチを切って停止・エンジンが止まる?なんで?
どうもクラッチの効きが浅いようなので、調整で対応しました。
(ギアチェンジが固かったのもこの原因のようです。)
6.Type3の爆音。。。
・108ccの威力の産物? とにかくマフラーからの排気音が大きくなりました。
ただただ爆音です。。。。 慣れるものなのでしょうか?
近所からの110番通報もあったりして???
7.止まらない。。。
・加速が格段に良くなった反面、ドラムブレーキでは止まれない。。。
ディスクブレーキ化は必修だと実感です。
っと。
108cc化とは、今までの88ccのボアアップとは違い・・・
車両特性もとてつもなく変わってしまったようです。
今後の改造計画も・・・
・VM26キャブ変更
・フロントディスク化
・5速ミッション導入
・スペシャルクラッチ導入
っと、終わりがなさそうです。
さぁって・・・頑張って慣らし運転しまっしょ。っと