美肌を守るという意識において
「美肌」そのものが「強」くあれば心強いですよね。
「ツラの皮が厚い」というのはあまりいい言葉ではありませんが、
こと肌においては少しぐらい「厚い」方がいいようです。
角質層の大事な役割は主に2つ、外敵からの防御と水分の保持です。
防御壁はより頑丈に、厚い方がいいし
水分を閉じ込めておくなら薄い蓋より厚い方が逃しにくい。
そう、表皮は薄いよりむしろ少しぐらい厚い方がいいのですね。
真皮で作られ、表皮まで押し上げられた肌が角質細胞に変化する事を「角化」といいます。
この際角化細胞の細胞膜が、トランスグルタミナーゼという酵素によって厚くなります。
この酵素はカルシウムと協力する事で、厚く丈夫な細胞膜を作ってくれるのです。
また美肌だけでなく冷え性や片頭痛にもカルシウムは効果的なのだとか。
不足すると皮膚の抵抗力が弱くなり、皮膚炎や蕁麻疹の原因になるという説もあります。
よくいう「不足するとイライラ」には信憑性がないそうですが
実際悩みが少なくなればストレスも減り、美肌にも更に効果が上がりそうですね。
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