只今、読書三昧中・・・・・。
なんとなく借りてみた、五木寛之著「悲しみの効用」。
そのなかで、在原業平の歌が引用されています。
「おもうこと いわでぞただに やみぬべき 我とひとしき 人しなければ」
思うことはあるのだけれど、それを口に出しては言わないことにする。なぜかといえば、人はさまざまで一人ひとり違う考えを持っている。自分の考えを述べたからといって人はそれに同意してくれるとは限らないし、理解してもらえないことのほうが多いのではないかと思う。だから自分は、それはあまり口に出さない。
という歌だそうです。
人間は十人十色、というよりは百人百色なのです。
人はさまざまで百人百色だということは、たとえば手紙を書いてみると一目でわかるのです。
何でこんなに字が違うのかというくらいに、百人が百人違う。
右上がりもある、左下がりもある。
フラットな字もある。
人はしょせん一人ひとり違うのだ、ということを肚の底から納得する必要があるような気がします。
ほかの人にとっては何でもなくても、自分にはダメージが大きいときがあるし、ほかの人に大変でも自分にとっては大したことがないときもある、というのが真実です。
なるほど!
そうなんだ・・・・・。
そういえば、わかさんが絵本の感想について、そういうようなことをおっしゃってたな!
みんな違って、みんないい・・・・・ってことでしょうか。
ちょびっとだけ、カサカサの心に水分補給が・・・なぁ~んてネ!
PCの椅子で、窮屈そうに寝る2にゃん。
そうして、今年は小さいけれどたくさん咲いたテッセンです。