行きたいと願った誰もが訪ねることができるが、地図にも載っていない不思議な風町を舞台にした不思議な短編のお話です。トランプが抜け出してカフェでお茶しているお話や空が白紙のキャンパスに移りこんで絵のように見えてしまうお話、旅をしていてふと迷い込んだ風町でコーヒを飲むお話など、日常生活の一場面を不思議なお話に変えてしまっています。 読んでいると忙しく過ごしていた時間をちょっと忘れ、のんびり時間を過ごすのもいいかなって感じることができるそんな本です。