すっかり品出しするのを忘れていた1988年トリビュート。入荷したのは去年の秋だったと思います。上の写真はブックレット見開き。オジーだけがカバーされています。
ここで改めて検証したいのは、KEELが1987年にレコーディングした "Proud to be Loud" なる曲を何故、マーク・フェラーリ(Gt)がPANTERAに提供したか?ということです。ある書簡によると勝手にマークがPANTERAに持ち出して進呈したという説もありますが、こればっかりは判らないから是非ご存知の方は教えてください。決して没曲になるような凡曲ではなく、1988年にリリースされたPANTERA「POWER METAL」のA面ラストを飾るにはとてもマッチしたHeavy Metalチューン。リズムギターパートはマーク本人が弾いています。今回このトリビュートCDに収録されているKEELのテイクは1998年にリリースされた「BACK IN ACTION」から。KEELの87年”Proud to be Loud" デモバージョンが始めて日の目を見ました。謎は深まるばかり。KEEL関係で言えば今年中にSTEELERのデモ集が某レーベルから出ます。どこかで聞いたことのあるような話ですが楽しみに待ちたいと思います。
V.A / A Tribute to 1988 ¥1680
1988年のベストヒットメタルチューンを現行バンドがカバー。既発テイクが殆どですがまとまって聴くと興味深い仕上がりになっています。KEELのこれを採用するとはなかなかエディターは頓智が効いています。
2018年のMetalHammer magazineのオマケで付いていたもの
HAMMERFALL / I Want Out (HELLOWEEN cover)
POWERWOLF / Headless Cross (BLACK SABBATH cover)
CHILDREN OF BODOM / Don't Stop at the Top (SCORPIONS cover)
REVOCATION / Pull the Plug (DEATH cover)
THE ABSENCE / Into the Pit (TESTAMENT cover)
VAN CANTO / Kings of Metal (MANOWAR cover)
MYSTIC PROPHECY / Miracle Man (OZZY OSBOURNE cover)
KEEL / Proud to be Loud (PANTERA が後にcover)
WATAIN / A Fine Day to Die (BATHORY cover)