古びたアパートで、持ち主である秀雄(板尾創路)と暮らす
空気人形、空っぽな、誰かの「代用品」。
ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。
ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。
秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。
初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。
ある日、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)と出会い、その店でアルバイトをすることに。
密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか
自分と同じ空虚感を感じてしまう。
お店で空気人形に空気を吹き込むシーンが妙にセクシーと思ったら
純一はそこにハマってた。しかし、それが原因で燃えるゴミに・・・
“中身がからっぽ”って人形と人間が言っている事はちょっと違うけど
みんな心にぽっかり穴があったりして、思わぬ共通点がありました。
人形職人のオダギリジョーさんが良い味だしてた。
ファンタジーだけだと思っていたけど、意外と感動でした。
Air Doll (空気人形) Trailer
そう、『空気人形』は意外と感動してしまった作品で、
観終わってからカンヌ映画祭で絶賛されていたことを知りました。
是枝監督の最新作『そして父になる』は、今年のカンヌで監督賞を授賞しましたね。
10月の公開が楽しみな作品です。