よつばのクローバーを探して…

日々、感じること、発見など自分を見つめ、一歩前進するための気ままな日記

長崎旅行~原爆資料館・平和公園~

2011年05月07日 | 素敵な人達・エトセトラ
3月に起きた、東日本大震災もまだまだ落ち着いていない今
地震・津波の天災の恐ろしさとともに
原発の事故という人災?も想像を超える恐ろしさを感じている。


今回、長崎で原爆資料館・平和公園を訪れて
放射能の恐ろしさを一層強く、また身近に感じた。




資料館の展示物は素晴らしかった。
原爆投下時間で止まって ゆがんだ時計
何本ものガラス瓶が解けてくっついたもの
一瞬の光・熱により人や木の影がそのまま映っている壁や木々

どれも一瞬の出来事のすさまじさを物語ってくる。

他にも、原爆の被害の広がり方の説明
投下された爆弾の実物大の模型

はじめて知るような、詳しい説明がたくさんあった。

後半の展示室には、当時の被災者の手記もいくつもあり
どれを読んでも、心をかき乱される思いだった。

そして、放射能も人体への影響という年表が印象的だった。
放射能を浴びてから、白血病をはじめとしてその後さまざまな癌を発症するまでの時間は
気が遠くなるほど長い。
一番早い白血病ですら、潜伏期間が2~3年。
内臓のさまざまな癌に至っては25年以上の潜伏期間。

チェルノブイルの原発事故から25年。
今まさに危険な状態だという。

原発事故・原子力爆弾の起こす破滅的な長期的な影響の甚大さを思い知らされた。



爆心地






平和公園




爆心地近くにあった、刑務所の外壁の残骸がそのまま保管されていた


福島原発の津波の被害で起きた事故。
今、立ち入り禁止区域が半径何キロなのか?刻々と情報が訂正されていく。
ハッキリした数字など、だれが把握しているのだろう?

かつて人類が経験したことがない、このような事態には
60年前の戦争を振り返っても未だにハッキリしていないのではないかな?

自分たちの許容範囲を超えたものを人類は作り出してしまった。
その責任はどのようにとっていけるのだろう??


そんな思いでいっぱいになった。

私の中に新たな思いが何か生まれたと思う。




平和を祈る折鶴の数々

今回、ココを訪れて
戦争の愚かさ・核兵器の恐ろしさをあらためて認識して反戦意識が強まった。
そしてもう一つ。
原子力発電に頼るばかりではなく、太陽光発電など新しいエネルギーの実用化の必要性を
強く強く思ったものだった。


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