伝えなくていいこと

昨日は成人式だった
特に意識してなかったんだけど（というか忘れてた）取引先のところに行った帰り道に晴れ着を着ている子を見て思い出した
あんまりニュースを見ていないせいなのかもしれないけど最近は荒れる成人式の報道が少ない気がする
俺が成人式に出た前後って2週間近く引張ってた気がする
前日には去年の様子を流して明日は…なんてやってたところもあったように思える
そういったのを流して社会情勢を伝えることは大切なのかもしれないけど
度が過ぎると新たな損害を生むことにようやく気が付いたのだろうか
それとも単に成人式が荒れるのが当たり前になり放送しても数字が取れなくなったからやらなくなったのだろうか（どうしても穿った目で見てしまう）
最近の気になる話題として前川のひき逃げやバラバラ殺人なんかがある
事件の真相を究明するのも結構だけどその人や周辺のことをあまりに取り上げすぎるのもどうなんだろうか？
11月31日事件等を蒸し返し「奇人」の烙印を押された前川
自分の夢や希望、悩み、家族間のいざこざまで嗅ぎ回された殺人の被害者
報道が過熱すると前者は弱さに負けたある意味人間らしい人間
後者は被害にあってしかるべきだった
というような立場の逆転さえ起こりえてしまうから恐ろしい
オシムはかつて新聞記者は戦争を起こせると言った
社会のためを盾にするマスゴミは凶器を持ちながら裁かれる無いことが多い
何が正しいのかを見抜く力
今生きていくには改めて必要なものだと感じた