明後日、書道塾に行く。宿題をした。臨書はいつもの『九成宮醴泉銘』より。9月の漢字の課題は『有志苦難成』:志有るも成り難きに苦しむ。
行書と草書
午後から新世界にある寄席『動楽亭』に行った。大学時代からの友人夫妻、ナオコさんとイチロウさん、それに夫とは現地集合。
階段を上がるとこじんまりした寄席がある。座椅子が6列に並んでいる。座椅子にもたれかかって、足を伸ばして落語を聞くことができる。ちょっと眠くなったら、瞼を閉じてもいい。落語家さんが近くにいる。こんな素敵な寄席は私の家から地下鉄で2駅のところにある。トップバッターは桂りょうばさんだった。故桂枝雀さんの息子さん。目元がよく似ている。
みなさん、お上手だった。笑わせるにはネタが重要だが、お客が自然に笑える『間』も大事。教師をしている時、もっと落語を聞いて『間』を学べばよかった。中入後の桂まん我さんの『青菜』が一番笑えた。桂米輝さんの新作落語『医者の夢』にも感心した。こんな発想あり?と思った。
『動楽亭』は桂ざこばさんが、実家に隣接する土地に作った寄席。2008年12月のことだった。オープンした時に会見を行った時の写真をネットで見つけた。ざこばさんは今年の6月に喘息で亡くなった。8月13日から18日まで、8月寄席の中入後に『ざこば追悼の座談会』が予定されている。
笑った後は、お食事とお喋り。ハルカス13階の『美々卯』に入った。
全員、美々卯御膳を食べた。話題は色々。私以外は昨日のパリ五輪のサッカーの試合を深夜まで観ていたようだ。
まだ喋り足りなくて、同じ階にある『英國屋』でコーヒータイム。冬に4人でパリに行こうという話で盛り上がった。