これが大阪府からの要請。
緊急事態宣言が5月11日に延長された時、映画館、イベントなどは多少緩和された。でも近畿で大阪だけは、規制が継続し、私は今日、この人に会うことができなくなった😥
これは去年のNHKの朝ドラ「エール」の１シーン。山崎育三郎が甲子園球場で「栄冠は君に輝く」を歌った。アカペラで歌い始め、2番からオーケストラの演奏が加わった。感動のシーンだった。ファンになってしまった。山崎育三郎が主演するミュージカル、モーツァルトの今日のチケットを手に入れた。
楽しみにしていたが、5月中の公演は全部中止になった。緊急事態宣言は、さらに6月20日まで、延長されるらしい。6月の公演はどうなるのだろうか。
映画館や劇場はできる限りの感染対策をしている。観客は皆、前を向き、マスクをし、面白い場面でも笑いを抑えている。それでも人が集まるのはよくない、不要不急の外出である、ということなのだろう。
去年の１回目の緊急事態宣言はこたえた。ガイドの仕事は全てキャンセル。友人と行く予定だったカナダ旅行もキャンセル。スーパーでは、小麦粉、バターなどが欠品となり、これから先どうなるのか不安になった。今思えば、軽いコロナうつにかかっていたようだ。6月頃は不眠症もひどくなった。そんな時、三谷幸喜の「大地」という劇を見た。主演は大泉洋。前から3番目の席に座れて、役者さんたちの息遣いまで感じられた。それ以来、月に１回くらい観劇を楽しむようになった。映画とは違うライブ感が、気持ちを高揚させてくれる。心にも栄養が必要だと思った。
1年前はパチンコが槍玉に上がり、自粛警察まで現われたが、今は話題にものぼらない。感染対策をしっかりやったのだろうが、劇場だってやっている。映画館は入れ替えの時間を長くして、座席の消毒をしている。緊急事態で何を止め、何を緩めるかは、科学的データーに基づいた説明が望まれる。今朝、テレビに出ていたTOHOシネマズの社長さんは、納得していなかった。
