設計は原広司さん。梅田スカイビルも設計された。この駅ビルも京都タワーも古都、京都を感じさせない。京都に着くと見える東寺の五重塔がせめてもの救い。
少し早く着いたので、22日に迎えに行くホテルを見ておいた。駅から3分の『サウザンドホテル』
サウザンドホテルの手前にあった『メルパルク京都』は閉館していた。日本郵政は誰に売るのだろうか。かんぽの宿をオリックスに一括売却した『事件』を思い出してしまった。
ホテルグランビアのロビーでゲストを待った。今日も10分以上遅れられた。今日の嵐山ツアーの時程を言うのはやめた。1時に終わるとは思っていないだろうから。お姉さんの膝は昨日より良くなっていた。15日のブログには、80代の姉妹、と書いたがお姉さんは82歳、妹さんは72歳だった。
阪急電車で嵐山に行った。阪急から渡月橋に向かう景色は美しい。
渡月橋を渡り、天龍寺に入った。今日もお庭が美しい。ベンチに座ってゆっくり眺めた。
今日は小川さんではなく、西洋人の僧侶が英語で観光客の案内をしていた。このお寺には何人くらいの僧侶がいるのだろうか。夜の9時から11時まで座禅を組んでいる姿を見てみたい。
パンダのいない竹林を歩いたあと、
大河内山荘に入った。映画スター、大河内伝次郎が作った個人のお庭。広大でとても美しい。観光客が少ないのでいつ行っても静か。様々な鳥の鳴き声が聞こえる。
拝観料1000円は高いが、お抹茶がいただける。お菓子を食べ、抹茶を飲んでから写真を写すなんて。
このあと、お姉さんが16歳の双子の孫娘さんやマイアミの邸宅の写真を見せてくれた。妹さんも負けじとお孫さんの写真を見せてくれた。このゲストを案内するのは今日で3日目。もうゲストではなく、友達みたいになってきた。3人のお婆さんがそれぞれ言いたいことを大きな声で喋っている。話がかみ合わなくてもいい。友達とワイワイ言いながら歩いている感じ。
拝観料1000円は高いが、お抹茶がいただける。お菓子を食べ、抹茶を飲んでから写真を写すなんて。
このあと、お姉さんが16歳の双子の孫娘さんやマイアミの邸宅の写真を見せてくれた。妹さんも負けじとお孫さんの写真を見せてくれた。このゲストを案内するのは今日で3日目。もうゲストではなく、友達みたいになってきた。3人のお婆さんがそれぞれ言いたいことを大きな声で喋っている。話がかみ合わなくてもいい。友達とワイワイ言いながら歩いている感じ。
向こうに見えているのは竹。この春に生まれた竹がもうこんなに大きくなっている。
よく手入れが行き届いている。
この敷石の美しさは、お姉さんが発見。
比叡山が見える。
この庭園はコロナ前に何回も案内した。こんなにゆっくり散策をされたゲストはいなかった。80分くらいかけて庭園を歩いた。妹さんは何枚写真を撮られたことだろう。葉っぱに乗っているアリの写真まで撮っておられた。
一応、ツアーは終了。天龍寺の正面にあるお豆腐のレストラン『稲』に入った。
お二人は『嵯峨御前』をシェアされた。普段、昼食は果物かお菓子くらいしか食べないそうだ。日本はセットメニューが多いので驚かれていた。なるほど〜。アメリカに行ったらホットドッグを注文するだけでも、中に入れるもの、ソースなどたくさん質問される。アメリカは選択の国。「胡麻豆腐、きっとまずいよ」と言ったが、妹さんは気に入られた。
私は『そうめん御膳』を奢っていただいた。そうめんがよく冷えていて美味しかった。完食した。
JRに乗って京都駅まで行き、ホテルの前でお別れした。”Thank you for your patience”. と言われた。なんだ、気づいておられたのか!?
お姉さんは穏やかな性格だが、芯が強い。妹さんはおしゃべりで明るく、はっきりものを言う。お姉さんはポーランドで生まれ、ナチスに追われてベラルーシに逃げた。戦後、イスラエルが建国してしばらくして、イスラエルに行かれたようだ。そして23歳でアメリカへ。妹さんはずっとイスラエル。お二人とご両親はどんな世界をご覧になってきたのだろうか。
明日お姉さんはアメリカに向かって、妹さんはイスラエルに向かって、日本を発たれる。3日間、楽しかった。ありがとう😊