革靴と言っても表面に施された加工によってその種類は異なります。
お手入れに使用するケア用品にも違いがありますので、お持ちの革靴の種類によって変えてあげましょう。
いわゆる革靴を始め、UGGブーツのような起毛加工されたもの、エナメル加工されたものなど同じ革でもテイストが全然違いますよね。
加工方法にバリエーションがあるのも革の魅力です。
カーフスキン
カーフスキンとは生後6ヵ月以内の牛の革のことです。
牛革の中で最も上質な素材とされ、キメの細やかさと柔らかさが特徴です。
1. ブラシでほこりを落とす。
2. 柔らかい布に専用クリーナーを付け、なじませてから汚れや油分をやさしく拭き取る。
3. 専用クリームを布に付け、なじませてから塗る。
4. 余分なクリームを拭き取り光沢を出す。
5. 防水スプレーをかける。
ヌメ革
表面をあまり加工せず革本来の味を出しているのがヌメ革です。
水や油を吸収しやすいためシミに注意してください。
1. 履く前に専用クリームで栄養補給。
2. ヌメ革に使用できる保護スプレーをかける。
3. 履いた後はヌメ革対応のローションや汚れ落としを使用。
起毛革
スエードやヌバックなど革の表面を起毛させた素材です。
毛が寝てしまうと風合いが変わってしまいます。
1. 履く前にスエード・ヌバック用のスプレーをかける。
2. 起毛革専用ブラシで起毛部分の中のほこりや汚れを落とす。
3. 汚れがひどい場合は専用の液体・ムースタイプのクリーナーを使用。
4. 色落ちしている場合は補色スプレーやリキッドを。
5. 乾燥させブラッシング。
エナメル革
エナメルは革の表面に樹脂加工を施し光沢のある素材です。
水に強いのが特徴。
1. クリーナーで汚れを落とし、よく拭き取る。
2. エナメル専用クリームを塗り、柔らかい布で磨く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます