ロンドンだより-2011

演劇・美術を中心にロンドンの情報をお送りします。

ロンドンだよりー2010/Jerusalm (エルサレム)

2010年04月23日 | Weblog
いまロンドンで一番人気のストレート芝居「エルサレム」を観て来ました。脚本がしっかりしていて面白い。。。ですが100%戯曲を理解するのには長年ロンドンに慣れ親しんだ私でも中々言葉の壁で手強い事がありましが。。。マーク・ライアンの演技が凄い!です。彼はグローブ座の芸術監督でもありました。奥が深い人物創りをしている、こんな世界を創れる役者とは。。。

nana**

ロンドンだよりー2010/Election In May (総選挙)

2010年04月20日 | Weblog
英国ではこの5月に総選挙をむかえます。トニー・ブレアの登場から長期政権を担ってきた労働党には苦しい選挙ではと云われています。先日BBCの番組では党首が出揃い「我々は~」とそれぞれに党の方針を述べ合いました。なかなか面白かったです。しかし、そんな選挙のニュースも現在の英国全土空港ほぼ封鎖の話題に押され気味・・・なんだか今朝のラジオにニュースではまたあらたに噴火がありその灰はこの英国に再度迫っているのこと・・・なんだかどうなるのだろ~のここロンドンです。

nana**

ロンドンだよりー2010/Streatham Common(ストレチャムコモン)

2010年04月18日 | Weblog
ここのところ暖かい日が続きます。こんな時には野外で日光浴がここロンドンでは定番です。そこで近くのストレチャム・コモンに散歩に出たら「いました。いました。」家族で日光浴の方々を・・・Common(コモン)とは共用地・公有地という意味です。公園よりは小振りな囲いのない草地であります。ロンドンにはあらゆる地域に見られ,人それぞれの過ごし方をします。特に春から夏にかけては気軽にピクニックを楽しめます。こんな緑のある環境が東京にもっと整うとありがたいな~と東京生まれの私はいつも思います。

nana**

ロンドンだよりー2010/ Peterborough(ピータバラ)

2010年04月17日 | Weblog
アイスランドの火山噴火で今日もヒースロー空港が封鎖中ですが、ロンドンは毎日青空が広がる穏やかな日々で、そんな混乱がウソのようです。まぁどこかに出掛けなければならない人達は大変な事だと...他人ごとではありません。さて、昨日は英国中部にあるPeterborough(ペータバラ)という町に行って来ました。昨年のTanabataの企画を手伝ってくれたJudithと日本の昔話から新しい作品を創ろうと動き出したところです。彼女がLeeds(リーズ)の近くに住んでいるのでお互いの中間点であるこのPeterboroughで打ち合わせを持つことになりました。いま3本物語を考えていて,現在私が昔話からおおまかな筋書きを書きそれをJudithが丁寧に台詞劇に直していってくれています。で、まずは打ち合わせの前に町の中心にあるCathedralに立ち寄りることになりました。ここにはヘンリー8世の最初の妻であるキャサリンが埋葬されている大聖堂でもあります。そのお墓には彼女の印ざくろの置物が置かれていました。その時代の皮肉な女性としての運命を考えずにはいられませんでした。ちょっとセンチメンタルな気分に浸りながら庭へ・・・暖かい日差しに迎えられ元気が出て来ました。ここのところ英国全土風もない暖かいのどか日が続いています。
nana**


ロンドンだよりー2010 / Cheek By Jowl

2010年04月12日 | Weblog
観て来ました。チーク・バイ・ジョウル(Cheek By Jowl)の「マクベス」です。今回は幸運にも照明家のジュディスの招待だったんです。演出家のデクランは以前東京グローブ座で「お気に召すまま」を上演して大好評のカンパニーでした。舞台美術家ニックは演出家デクランの公私とものパートナーなの常に舞台のイメージは演出家の意図にピッタリきているのですが、デクランは殆ど装置を置かないのが多く、それこそピーター・ブルックではないですけど「何もない空間」なのです。マクベスの悲劇、舞台と役者達は中世の雰囲気一切なしの黒一色!そのなかでの照明は各場面を印象的に魅きたてていました。Well Down Judith,です。舞台は何もないのが一番とは一概には云えないが・・・空間のどこにアクセントを置いて行くかで、かなり全体像が変化してくるわけです。奥が深い!!
劇場はバービカンでした。ちなみにロビーでは無料でネットにワイアレスでアクセスできるようでした。だから打ち合わせをしている人達が多かった、そんな環境が劇場の中にあるのも魅力的ですね。

nana**

ロンドンだよりー2010

2010年04月09日 | Weblog
4月がはじまりました。2010年の新年度の始まりです。私の新年度もここロンドンよりはじまることになりました。今月は昨年の「Tanabata Star festival」の次のステップと新しい企画の方向に向けて新しい動きとなると思います。昨日こちらに到着。花々が奇麗に咲き素敵な春の季節になっています。やっぱりロンドンは春~夏が一番!明日はBarbican(バービカン)にCheek by Jowl(チーク・バイ・ジョウル)のMacbeth(マクベス)を観に行きます。その報告はまた明日致します。

nana**