観て来ました。チーク・バイ・ジョウル(Cheek By Jowl)の「マクベス」です。今回は幸運にも照明家のジュディスの招待だったんです。演出家のデクランは以前東京グローブ座で「お気に召すまま」を上演して大好評のカンパニーでした。舞台美術家ニックは演出家デクランの公私とものパートナーなの常に舞台のイメージは演出家の意図にピッタリきているのですが、デクランは殆ど装置を置かないのが多く、それこそピーター・ブルックではないですけど「何もない空間」なのです。マクベスの悲劇、舞台と役者達は中世の雰囲気一切なしの黒一色!そのなかでの照明は各場面を印象的に魅きたてていました。Well Down Judith,です。舞台は何もないのが一番とは一概には云えないが・・・空間のどこにアクセントを置いて行くかで、かなり全体像が変化してくるわけです。奥が深い!!
劇場はバービカンでした。ちなみにロビーでは無料でネットにワイアレスでアクセスできるようでした。だから打ち合わせをしている人達が多かった、そんな環境が劇場の中にあるのも魅力的ですね。
nana**