ノスタル爺のひとりごと

日々のできごとや感じたことをしゃべくっています。
お出かけで撮りためた写真を展示したり時々旅日記です。

「論語の里」散歩

2019-12-14 | 日記
我が郷土の偉人「渋沢栄一」に関する史跡を散歩してきた
新一万円札の顔に決定やNHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公に決定…ということで
静かな豊里が盛り上がっている
資料館に入るとボランティアの方がいろいろ丁寧に説明をしてくれた

穏やかな肖像画の「渋沢栄一」だけど
血気盛んな20代は尊王攘夷にはしっていたんだね
その後は意に反して一橋家に仕え渡欧してヨーロッパで社会・文化・思想を学び
明治初期に新政府で日本経済の近代化・資本主義化を進める
関わった企業は500とか…大好きなあのビール会社も…(笑)
しかもわが家の床の間の掛け軸が青淵(渋沢栄一)書

   憫農詩  李紳
 鋤禾日當午 汗滴禾下土
 誰知盤中飧 粒粒皆辛苦

 農(のう)を憫(あはれ)むの詩(し)  李紳(りしん)
禾(か)を鋤(す)いて日(ひ)午(ご)に当(あ)たる
汗(あせ)は滴(したた)る禾下(かか)の土(つち)
誰(だれ)か知(し)る盤中(ばんちゅう)の飧(そん)
粒粒(りゅうりゅう)皆(みな)辛苦(しんく)なるを

口語訳
早朝から鋤をとって、稲を耕しているうちに、正午になった。
汗が滴り落ちて稲の根元の土にしみこんでいく。
お椀の中のご飯の一粒一粒が、皆、農民の汗と辛苦の結晶だということを、
いったい誰が知っているだろうか。

改めて見直すとちょっといい(笑)
「渋沢栄一」に関すること、今後どんな展開があるか楽しみだね


〈渋沢栄一生家・誠之堂・資料館〉