中国占領地の切手、郵便の記録

「中国占領地の切手、郵便」の画像が満杯になりつつあるので本ブログに中心記事を移行いたします。

蒙疆 宣化宛封書

2022年09月24日 |  蒙疆

東郷 4銭貼り 蒙疆 宣化宛封書。
日本での消印が不鮮明であるが裏面の宣化の到着印は民国30年(1941年)7月11日と読める。
宣化あ1941年6月から7月に左書バラエティが存在する。
包頭では1941年5月のデータも存在し満州の一部の局にも左書が見られる。
宣化は7月11日まで左書が存在しているがこのデータも右書の7月11日で7月11日の消印が交換されたのか?
ただ左書の宣化は午后印、右書の宣化は午前印と一日で混在したのか? 使い分けたのか?
       
こののちの消印とも違うような気がするので複数存在するのか?
   
2100円で2*a*c***さんが落札。
出品者はtom11431108さん。


蒙疆 鉄道印

2022年08月08日 |  蒙疆

蒙疆小字加刷 香港版1分の使用済切手。
平凡なものだがC欄に上の活字、蒙疆小字なので民国30年(1941年)9月1日の使用例でE欄にも大同の文字がある。
蒙疆での鉄道印が押された使用例はカバーかはがきのみ記録されていて切手の使用例は初見。
特に蒙疆切手の使用例は「大同寧武間」の蒙疆半価加刷のはがき使用例のみで蒙疆小字、大字の使用例は知られてなかった。
A欄の一文字目が「青」に見えることから「青龍橋包頭間」と推定できる。
カバー以上に切手の使用済は多いので新たなる発見が見られるかも。
140円で落札。
出品者はti6783_1227さん。


張家口差出 上海宛中国国内国空便

2019年08月06日 |  蒙疆

暫作参分加刷大東版5分 長城航空切手25分の28分分貼り 張家口 民国30年(1941年)7月7日差出 上海 7月11日到着の中国国内航空便。
封書8分+中国国内国空20分の内訳で珍しい使用例。
しかも蒙疆加刷発行時期で無加刷使用が容認されていたのだろうか?
暫作加刷は容認されていた例は見たことがあるが航空切手は初見。
$415.00で9***oさんが落札。
出品者はwk-stamp-stationさん。