advancement【blog-ver.2】

音楽と競馬(馬)と野球、時には動物や歌舞伎を愛するものが送る自由な日記。

あれから12年。

2010年05月02日 13時06分00秒 | 音楽
一昨日の夜から、急に鼻がムズムズし出し、つい先程から鼻が詰まり始めました。ちょっと喉も変な感じです・・・。痛むのではなく、乾燥してカラカラしている感じといいますか。

家族からうつされたのか、外でもらってきてしまったのか。鼻からどんどん菌を出して早く治さなくては。よし、沢山鼻かむぞ~!(笑)


というわけで、今日は競馬場に行くのは止めました。元々行く予定はしていませんでしたし、風邪を悪化させないように、今日はテレビ観戦で楽しむ事にします。





さて、今日はhideさん(XJAPAN)の13回忌。12年前に告別式が行われた東京・築地本願寺にて、ファンも無料参加できる献花式が現在行われています。

音楽を聴くことが本格的に好きになり始めていた時期でもあり、兄の影響でXJAPANのファンとなりつつあった私(当時10歳)。兄がビデオに録画した1997年大晦日のラストライブ。兄がよく見ていたので、自分も何度見たことか・・・。

その日は学校から帰宅し、昼食を食べ、1人でのんびりとテレビを見ていました。確か「笑っていいとも!」の特番の再放送を見ていたような・・・その途中で、hideさんの訃報を伝える速報テロップがテレビ画面の上に出ました。“あれっ?”という気持ちと、ちょっとした恐怖心(テロップが出る瞬間って何となく怖いので)と、この時はちょっと混乱していましたね。でも、XJAPANのメンバーの名前と顔があまり一致していなかったので、正直どのメンバーのことなのかがちゃんと分からなかったのです。

この日から連日トップ扱いで流れていたhideさんのニュースは夢中で見てました。亡くなる数時間前に収録された番組も、ビデオに録画して兄と一緒に見ました。各局が生中継した告別式の様子も、学校から帰ってきてすぐに見てました。とにかく、しばらくは毎日hideさんの事で頭がいっぱいでした。“XJAPANが好きだから”とかもあったのでしょうけれど、hideさんの個性が強すぎて惹かれていたというか何というか。その後、hideさんのソロ曲を聴くようになり、ここでやっと“あぁ、自分はhideさんのファンなんだ”という自覚が持てました。曲を聴くたびに、hideさんが今も生きていたらなぁ・・・と感じてしまいます。本当に良い曲ばかりなのですよねぇ。余談ですが、2000年に築地本願寺へ行く機会がありました。当時通っていた中学校が仏教校であり、築地本願寺の関係校だった為です。本堂に入ってお話を聞いたりして・・・この時も頭に浮かんだのはやっぱりhideさんのことでした。ここから旅立っていったのだなぁ、と思ったりして。



献花式のネット中継を見ながら更新していますが、やはりたくさんの方々が参加していらっしゃいますね。外は12年前と同じ晴天、気温もやや高め。そして会場はあの日と同じ築地本願寺。ちょっとしんみりしてしまいます。



1998年は5月にhideさんの死、11月にサイレンススズカの死(自分が競馬に触れた最初の出来事でした)。今思えば、まだ幼かった自分にとって、この年は“死”というものについて考えさせられた1年であったのかもしれません。