先日、NHKの「プロフェショナル」で、楽茶碗の楽吉佐衛門さんの特集を観ました。
吉佐衛門さんの言葉
土のままでいいじゃんかっていう話ですよね。
でもやっぱりそこにどうしても自分が『黒くしたい』という強い意志が、
自分の表現がやっぱりあるんですよね。
だから表現というものに関わっている限り、
『自己』っていうのは手放せないし、
自然と一体になるといっても距離がある。
どうしても生じる裂け目がある。
表現にこだわってきたし、同時に自分にこだわってきたけれども、
もういいよねっていう。
でも、その引き方が分からない、どうしても。
僕には、まだ一方(の手)では表現者である自分を必死に捕まえている。
(でも)こちらの手では放したいって思ってる訳や。
これどうしたらいいの、っていう話になるんですね。
......
思わず見入ってしまいました。
ネットで調べてみると、なんと滋賀県の佐川美術館に吉佐衛門さんの茶碗が常設展示されてるという。
おお、家から車で15分やんか。
ということで、行ってきました。
あんまり人もいなくて、ゆっくりじっくり見られて、
とってもええとこでした。
平山郁夫と佐藤忠良と楽吉佐衛門の常設展示があります。
平日だったら、もっとゆっくりできるだろうなあ。
いっぺん会社休んで行ったろ。
う~ん、でも、茶碗はよくわかりませんでした。
まだまだ修行が足りまへんなあ。