事務局長通信

きんようび通信No.459

きんようび通信No.459

2019年10月4日

※今日の通信は、10月15日発行の月刊「生活と健康」の巻頭言として書いた文章を紹介します。

「様々な分野と連携し「明るく・楽しく・元気に」にがんばることが大事」
▲今年に入り1960年代後半から70年代前半のロックをよく聴いています。大手ではないレアなレンタル店と中古CD屋さんを発見してからは、近くに行くと必ず立ち寄っています。

▲音楽歴の出発は、「うたごえ運動」。「沖縄を返せ」「がんばろう」は物心ついた頃から聞かされていて、「国鉄労働者合唱団」「合唱団サボテン」のステージは今も鮮明に覚えています。「当事者」としての言葉の力・胸に響くものを感じていました。

▲大学卒業してから丸30年、ずっと障害福祉に関わってきています。悩んだり戸惑うことの方が多かったですが、続けてこられたのは当事者の願いや家族の実態があったから。不条理な制度への怒り、「放っておけない」という思いが強くありました。

▲この間、障害者をめぐり様々なことが起きています(津久井やまゆり園障害者殺傷事件・旧優生保護法による強制不妊手術等)が、背景には根強い障害者への差別・偏見や「自己責任(家族責任)論」があります。これらは生活保護利用者に向けられる視線に共通していると感じており、その思いが保護基準の裁判に参加する一つのきっかけでした。

▲提訴から丸5年。まわりのみなさんに支えられながら、原告のみなさんの生活や思いに触れて運動を進めています。課題はもっと支援の輪を広げること。たくさんの方に、この裁判を知ってもらいたいと考えています。

▲良かったことは、つながりが広がりたくさんの知り合いができたこと・変わっていく原告の姿に出会える時。闘っている人は、とても輝いています。だからこそ、そうできない人たちの思いに心を寄せることも忘れてはいけないと思います。

▲「いきる権利が認められてうれしい」と、岡山市を相手にした介護保険優先原則(65歳問題)裁判で勝利した浅田達雄さんが語ってくれました。勝利を力に、存在する自治体間格差や法律を改めさせる運動がますます重要。様々な分野と連携し「明るく・楽しく・元気に」にがんばりたいと考えています。


【今日は何の日】
http://www.nnh.to/10/04.html

【今週の一句】
酒飲み川柳
軽減と
言うなら8を
ゼロにしろ


【今週の歌】
・「Sheryl Crow、Johnny Cash」…Redemption Day
シェリル・クロウの最新アルバム「Threads」から。最後のアルバムと言われてる中で、再びこの曲を取り上げた意味は奥深いのでは。もう10年近く来日していないので、来年くらい来て欲しいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=rKg0vz0HIlo&list=OLAK5uy_kgwH0vyXIB_fpQYcUtw74BVl7SPggFCZE&index=6

【今週のグルメ情報】
・「吉象カレー」…京都駅八条口から徒歩1分
「安くて美味しくボリュームあり!」という見本のようなカレーでした。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26031515/



【追伸kirakira2
10月に入りました。年末まで怒涛の日々の予感。

今月、以下のライブに出演します。良ければ聴きに来てください‼️。持ち時間は20分ほど、順番は未定です。

《被災地支援ライブ》
日時:10月22日(祝・火)14時〜
場所:音Cafe(堺市北区東雲町1≠P≠P4、JR堺市駅徒歩3分)
参加協力金:1500円(2ドリンク付き)
出演:高橋めりー・新海建治・谷井浩一・Le.Bois・雨田信幸・豊岡歩・杉村香起
主催:被災地支援ライブ実行委員会

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