事務局長通信

きんようび通信No.510

きんようび通信No.510

2020年9月25日

▲11月1日に大阪市廃止の是非を問う2度目の「住民投票」が実施される。5年前に否決されたものを持ち出すというそもそもの問題を指摘しつつ、仮に大阪市が廃止されたら障害者の生活にどんな影響が出てくるのか。今回の通信では、その一部を紹介したい

▲①65歳を超えた障害者に原則介護保険が優先適用される「65歳問題」、大阪市は個々の要望をふまえ柔軟な対応を行ってきている。大阪市が廃止されると介護保険は4つの特別区にまたがる「一部事務組合」が担当し、障害者施策は特別区が担当する。負担増など、制度が使いにくくなるおそれがある

▲②旧市営交通無料乗車証の事務は4つの特別区に移管され、制度継続は各特別区ごとの判断に任される。廃止されれば収入の少ない障害者にとって大きな負担となる。そればかりか、社会に参加する機会が減るなど様々な影響が出てくることが懸念される

▲③障害者GHへのスプリンクラー設置について大阪市は、特例基準を設けて新規開設しやすくなるよう対応してきた。しかし、特別区移行後の対応は明らかにしていない。特例がなくなれば、運営が難しくなり事業撤退せざるを得なくなる状況が増えることが心配される

▲大阪市がなくなる=大阪府の役割が大型開発などに集中し、府民の暮らしに関わる制度が後退する危険性大。近接する自治体は、議会決議だけで特別区に編入することが可能となる。投票は大阪市民だけだが、すべての大阪府民に関わること。コロナ禍、住民投票なんてしている場合ではない
#大阪市をなくすな

追加で…
・大阪市社協は解散させられてしまう。障害支援区分認定調査はどうなるのか。サービス決定・具体的な支援に遅れがさらに生じる。
・コロナ禍の影響で、2021年度市税収入が500億円減収になる見込み。現状サービスも維持できなくなる事態。放置できない事態にも関わらず議論を避ける動きあり。


【今日は何の日】
http://www.nnh.to/09/28.html

【今週の一句】
酒飲み川柳
いつ言うの
今でしょアカン
都構想


【今週の歌】
・Edwina Hayes…Please Don't Take Me Home
アイルランド・ダブリン出身のSSWの新曲。毎週日曜日の朝(日本時間)のライブをFB通じて聴いています。声がいいですね。もっとも好きなアーチストの一人。落ち着いたら日本に来てほしいです
https://www.youtube.com/watch?v=ZAxAjkj7aJQ

【今週のグルメ情報】
・「旬菜と海鮮 森田屋」…JR天王寺駅から徒歩3分。
天王寺でおすすめの居酒屋さん。ここのネギマは最高です
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27062959/



【追伸kirakira2
長女が9月21日7時51分に女の子を出産(2735グラム)し、おじいちゃんになりました。お金は残せないので、少しでもいい世の中を作るしかないなと気持ちを新たにしています。また通信で、思いを書きたいと思います。

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