例年より2週間くらい早く梅の花が咲きました。梅の花が咲き始めるとうぐいすがやってきます。梅の花が咲くのが早いからか、今年はまだだけど…毎朝うぐいすの鳴き声で起きる2月、ここにいると季節の移ろいを木々や鳥、草花が教えてくれます。街で暮らしていたときにはなかった、とっても豊かな気持ちになる時間、大切なものが何かをゆっくり教えてくれます。よかったら来ませんか?
さて畑は、ソルゴー . . . 本文を読む
今日はモグラの穴ふさぎの作業。本当にうまいことに穴を開けてくれるのにびっくりします。ミミズ目当てのモグラのお仕事だからな…。でも、田んぼに水を入れるとたくさんの穴から滝のように水が落ちるのが困りもの。今のとこ、これ以外に効果的な方法がわからないのがまた悩みのたね。何かいい方法を知っていたら教えてください。
モグラの穴と畦の補修作業は土木と左官仕事です。
初ふきのとう、発見 . . . 本文を読む
今日は田んぼに撒く灰を作るため、三重事務所の周囲にある倒木や枝払いをして木をチェーンソーで薪にしました。薪つくりものこぎりやナタでは手におえず、機械がつかえないとできないのが現実。労力も要り、年齢を増すと辛い仕事だと実感します。
家になかなか設置できない薪ストーブを初始動、田んぼのカリ肥料になる灰を作ります。3、4時間かかってバケツ1/5くらいしか作れないので、足しになる程度ではあるけどおり . . . 本文を読む
皆様、明けましておめでとうございます。三重事務所は穏やかな新春を迎えました。新しい注連縄(しめなわ)を玄関に吊るしました。ここ伊勢地方では注連縄を一年中吊るし、疫病や災いから家を守る魔除けの役割をすると聞きました。須佐之男命(すさのうのみこと)の伝説とやらで…
ヤギののん(手前)もカレン(後ろ)も元気、爪切りもしてきれいになってのお正月です。
田んぼではヘアリベッチが . . . 本文を読む
今日は上村さんの牛舎の最後の牛が屠場へ出荷の日でした。
上村さんの奥さんの多恵子さん、娘さん達や息子さん、お孫さんたちが集合。連絡をもらった私も最後の2頭にお別れをしてきました。
出荷する牛に声をかけながら、息子の博信さんの力を借りてトラックに乗せる多恵子さん。上村さんの一周忌を前に夫婦二人で四十年近くやってきた牛飼いを閉じた夕暮れでした。
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12月半ば、街ではクリスマスやお正月を前ににぎやかな時季ですね。ここ南伊勢町は静かな師走。三重事務所から見える上村さんの牛舎の牛も少なくなって、年明け早々にはいなくなります。
そして、上村康広さんが亡くなったのは今年の1月3日。もうすぐ一年、一周忌を迎えます。地元の漁師と原発反対運動に生涯精魂を傾けた人でした。今でも無念でなりません。
先日、芦浜を眼下に見渡せる姫越山(ひめごやま)山頂に登って . . . 本文を読む
山を背にした三重の田畑の周りは紅葉がまっさかりです。ヤギのノンとカレンの放牧場は大きな大きなイチョウの木があります。真黄色の葉をたくさん落として、黄色のじゅうたんのようで毎年とってもきれいです。でも、ヤギたちは「花よりだんご」で、いちょうの葉を喜んで食べていますが…食いしん坊の娘たちです。
さて、田んぼと畑の見回りのときに怪しい足跡を発見!!ムム、もしかしたら…電柵を . . . 本文を読む
最初に田植えをした田んぼの稲の穂が9割がた黄色くなり、刈り取り適期を迎えました。雨の日が続くなか、紋枯病で茎が弱った稲がだんだん倒れてきたこともあって、急遽、稲刈りをすることにしました。
バインダーという刈り取り機でします。この時季、雨や台風で田がぬかるむとバインダーで刈ることができずに手刈りしなければならなくなります。稲の状態、天気の状況をみて行う農作業は、作物と天候に左右されながらの仕事です . . . 本文を読む
ここのところ、天気の悪い日が続いています。一日のほとんどが曇り、急にどしゃ降りの雨に見舞われます。今日もかぼちゃとオクラの収穫をしていたらどしゃぶりに合いました。本当に雨の多い地域です。
昨年のこぼれ種から自生したミニメロン「かわい~な」がたくさん生っています。大きくなっているのを見つけたので試しに収穫、去年のように美味しくなかった…あまり肥料もやらず、草取りもできていない放任栽培 . . . 本文を読む
お盆を迎え、三重の田んぼの稲穂に実が入ってきました!今年はたくさん取れるかな?と思いきや、白い穂がだんだん増えています。どうもイナゴに吸われているだけでなく、病気のようです。今年はこれまでと考え方を変えて、病気対策をするというのでなく、稲が病気を克服できるように力をつける手助けをしてやるという視点から育てています。あと一ヵ月、頑張って「豊コシヒカリ」! . . . 本文を読む
順調だったササニシキ。
ササニシキはスラッと背丈が高い。
株元にも太陽の光が入り、
ずんぐりむっくりのみえのゆめに比べ
湿度を好む紋枯病にはなりにくいそうです。
でもその分倒伏しやすい。
まさに今ここでも倒伏しだしています(汗)。
次々と倒伏しているので1週間も持たないかもしれません。
まだ水も切れていないのにどろどろになってしまいます。
水分計で水分を測ってみました。
籾水分で26~27%。 . . . 本文を読む
一度は猪と猿に食べられてしまったミニメロン。
その後は少し被害があったものの
かぼちゃのようにどんどんできています。
見て見て!こんなにも。
しかも1個が大きい!今までで一番のできです。
毎年入れる牛糞堆肥や肥料。
きっとあの雑草たちも肥沃な土を作ってくれました。
(もしかしたら鹿や猪のフンも?)
野菜を作ってきた6年がようやく実りだしています。
葉っぱものびのびと広がっています。
味も甘 . . . 本文を読む
会社のスタッフが「みの」を買ってきてくれました!
背中にしょって日差しよけになります。
乾燥したわらは軽いので作業の支障になりません。
わらだから半永久的ってわけではもちろんないだろうけど
どれくらい持つのだろう。
昔の人は毎年作っていたのかなあ。
わらだったらちゃんと分解して
土に返って肥料になってくれるからうれしいな。
今は壊れないものが多いけど
昔のようにものが大切にされていない。
また昔 . . . 本文を読む
みえのゆめも出穂。
相変わらずみえのゆめはたくさんの穂をつけている。
みえのゆめは多収穫で肥料も多く必要とする品種です。
今年やっと分かったことです。
「大豊作だ~」と喜んでいた去年を思い出します。
たくさん穂をつけたものの、一粒一粒が小さかったので
ほとんど脱穀のときにごみと一緒に排気口へ出ていきました。
大豊作ではなかったことは言うまでもありません。
作土が薄く、肥料気の少ないこの田んぼに . . . 本文を読む