民謡流し地方練習にて

先日民謡流しの櫓練習の折に感動？というかハッとする場面に出会いました。
その人は自分の櫓の練習が終わった後でも一人残り続け他の人の唄を一生懸命聞いていました。
大概は自分の櫓練習が終わればさっさと帰る人が多い中でです。
私は広報部の仕事があったので最後まで残っていたので一部始終を見ていたんですね。

それで練習後その人にお話を聞いてみました。

Q・・・いつも自分の練習が終わっても最後まで残って見ていますよね？
A・・・はい。自分はヘタなのが分かっているんで少しでも上手くなりたくてもがいています。
　　　それでこういう多くの方が唄われている場というのは勉強になる事が多いので、残って聞かせていただいてます。

私はそれを聞いた時、自分が恥ずかしくなりました。
少しぐらい経験年数があるからといって上達する努力をしてきたか？
テングになっていたんじゃないのか？

この人のように少しでも先輩方の技を盗んで自分の芸の肥やしにしなければいけないなと思った事でした。

櫓練習もいよいよ今月２０日が最終日。総合練習です。
地方の皆さん、「これぞ新潟市民謡連盟の地方だ！」というような演奏をしようではありませんか。