良いかげんに生き抜いていく

良いかげんな働き方、生き方、映画のすすめ、読書のすすめ、リフレッシュ方法そしてビジネス論評などを思うがままに書き綴る

イーオンフラックス (Aeon flux)

2007年02月26日 00時04分10秒 | 映画
イーオン・フラックス スタンダード・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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監督:カリン・クサマ
シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド
アクション、93分
2005年
興行収入(全米のみ):28億円($25,857,987)
評価:D

よくある話。近未来SF。21世紀初頭人類の99%がウィルスで死滅。
ウィルスの特効薬を開発したグッドチャイルド家によって世界は統治され、
400年が過ぎた・・・

そしてそのグッドチャイルドにはむかうレジスタンスの女戦士がシャーリーズ・セロン。なぜかマトリックスのネオばりのアクションをこなす。不思議・・・

ストーリーはもう少し複雑なんだが、それでもよくある話の範疇は超えない。
アクションも、たいして目新しさはない。


ブロークバックマウンテン (Brokeback mountain)

2007年02月26日 00時03分14秒 | 映画
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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監督:アン・リー
キャスト:ヒース・レジャー、アレック・ギレンホール、アン・ハサウェイ
134分
2005年
興行収入(全米のみ):91億円($83,025,853)
評価:B

アン・リー監督は、もっとも好きな監督の一人である。
今回は保守的なアメリカ内陸部における男と男の禁じられた愛を綴っている。
舞台は1960年から70年、アメリカでも内陸の田舎町ではまだまだタブーとして
扱われていた。
こうしたアメリカ特有の歴史的な視点を取り入れながら、人間情緒を描いていく。

そして、このアン・リー監督は、台湾人なのである。ここが驚くべき点だ。
彼の映画で初めて好きになったのは、「いつか晴れた日に(1995年)」
こちらは舞台は19世紀初頭のイングランドで、その時代の男女の愛の苦悩を描いている。
他にも「アイスストーム(1997年)」では、現代アメリカの家族問題を赤裸々にそして淡々と綴った作品がある。こちらは、すべての映画の中でももっとも好きな映画のひとつである。
さらには、「グリーンディスティニー(2000年)」もこの監督の作品である。その後「HERO(2002年)」など様々なワイヤーアクション映画が製作されているが、その先例を作ったのはこの監督である。

そしてついにこの映画でアカデミー賞監督賞(2006年)を受賞した。これはアジア系監督初の快挙である。

淡々としながらも、最後まで飽きさせない、惹きつける映画である。一度は見るべきものだろう。

シービスケット (Seabiscuit)

2007年02月26日 00時02分23秒 | 映画
シービスケット プレミアム・エディション

ポニーキャニオン

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監督:ゲイリー・ロス
トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー
ドラマ、140分
2003年
興行収入(全米のみ):132億円($120,147,445)
評価:C

伝記もの。競馬はあまりよく知らない。シービスケットもこの映画が公開されて始めて知ったくらいである。日本で言うと、ダービースタリオン物語というところか。

ほどよく感動でき、ほどよく涙的ではある。見る前から想像できるストーリーそのままであり、裏切りはない。

競馬が好きな人は見たらいいかもしれない。

しかし、ジェフ・ブリッジス。この手の役柄が多い。タッカー(1988年)でも、実在する自動車の先進的なデザイナー:プレストン・タッカーを演じている。こうした伝記ものの演技、すべて同じに見えてしまうのは私だけだろうか?

評伝シャア・アズナブル

2007年02月12日 23時38分19秒 | 読書
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻

講談社

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満足度:A

本のタイトルの通り、アニメのキャラクター、シャア・アズナブルの評伝である。
痛快である。

よくもまぁアニメのキャラクターに対して、ここまでの評伝を加えたものである。
本の帯のキャッチコピーも面白い。
「竜馬に学べ?!シャアでしょ」

確かに、このキャラクターには学ぶべきことが多い。

高校野球の選手たちが小学生のころに、あまりにも遠い大人と思えたように、
大学生になったときに、TVで甲子園の高校野球を見ると、あまりに子供に思えるように、
小学生のころに感じたシャアは、あまりにクールな大人であったが、
今思えば、若干20歳にして、あの達観はありえないと少しおかしくもなる。

とは言え、あの滑稽とも思えるマスクの顔から繰り出される、言葉の数々、
その独特の言い回し。世の若者たちをノックアウトしたことは誰しもが認めるところだろう。

見識は一流であるがゆえに、人類をニュータイプという新たな進化に導こうとした。
しかし、自らがニュータイプとして二流であることを、見識が一流であるがゆえに、完璧なまでの客観性で自覚してしまう。

仮面をかぶり、素性を隠すがゆえに、前者の見識者として世に出、人の上に立つことを拒み、一ニュータイプとして生きる道しかない。しかし、そこでは二流であるがゆえに、完全なる閉塞感がこの男を襲う。

見識者として一流であり、自らは一流のパイロットではあってもニュータイプではないと判断していたときの彼ほど魅力溢れる時期はなかったであろう。
そこから二流に転落した中で、もがきながらも颯爽と生きたその様が、多くの人の共感を呼んだのだろう。

1連休

2007年02月12日 23時24分54秒 | 人生・持論
世は3連休だというのに、私は1連休だった。
それを連休とは言わないか。。。

毎週休日出勤が続くと、週末に疲れが処理できず日本の不良債権のように溜まっていく一方で減りもしない。

昔(1990年以前?)は週休2日制ではなかった。今考えると、良く皆さんそんなに働いていたものだ。
そのころはサービス残業など当たり前だったのだろう。年間労働時間も2500時間を超えるような人はざらにいたのだろう。労働時間も世界一だった。
最近では、1800時間くらいでアメリカよりも短いらしい。
自分は、というと優に3000時間は超えているのかな?

いずれにしても10年で所得倍増した時代と、10年先は真っ暗闇の21世紀。
働くことに対する意欲と希望(不安)はまったく違うのだろう。

ヤフーショッピングカンファレンス:情報大航海時代のEC市場動向

2007年02月03日 23時59分07秒 | ビジネス
2月2日、ヤフーショッピングカンファレンスで「情報大航海時代のEC市場動向」と題して講演してきました。

場所は六本木のグランドハイアットのメインホール。
聴衆は1200名ほど。

一言で言うと、気分が良い。いつからプレゼンをこんなに好きになったんだろう・・・
聴衆が多ければ多いほど、気持ちが良い。

反応はというとまずまずというところか。
満遍なく聞いてくださった方の顔を見たが、けっこうメモをとっている人も見受けられた。
まぁ中にはあくびしてしまっている人もいたが・・・

さすがに1200名なので、後ろのほうは顔がわからなかった。

グランドハイアットのメインホール、いわゆる「基調講演」というやつだったので、かなりのVIP待遇だった。

講演の後は、ヤフーの井上社長にご挨拶する機会も得られたし、上々というところか。

ちなみに、これは来週は大阪の帝国ホテルでも同じ講演をする予定。大阪は500人から600人らしい。

講演資料に少し、ボケを入れてアレンジしようかな。

ストーカー (One hour photo)

2007年02月03日 23時46分01秒 | 映画
ストーカー

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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監督:マーク・ロマネク
キャスト:ロビン・ウィリアムス、コニー・ニールセン
サスペンス、98分
2002年
興行収入(全米のみ):35億円($31,597,131)
評価:C

ロビン・ウィリアムスの作品は久しぶりに見た気がする。
この作品、題名の通り、ストーカーを題材にしている。
現像屋(DPE)の店員が、ストーカーになるというものだ。

内容自体は、ほんとに起こりそうな内容。それだけに、怖い気もするが、映画のエンターテイメント的には普通の話すぎて物足りない気もする・・・

アメリカの映画評論18誌の平均評価ではBのようだ。
リアルさが評価された模様である。

完全犯罪クラブ (Muber by num8ers)

2007年02月03日 23時40分19秒 | 映画
完全犯罪クラブ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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監督: バーベット・シュローダー
キャスト:サンドラ・ブロック
サスペンス、120分
2002年
興行収入(全米のみ):34億円($31,874,869)
評価:E

お笑いな不完全犯罪。
邦題のつけ方も意味がわからない。
ついでに、原題も意味がわからない。
見る価値はないサスペンスだろう。久しぶりの駄作である。

サンドラ・ブロック。脚本が気に入って、製作までしたようだが、どこをどう気に入ったのか・・・

久々のブログ:4週4休

2007年02月03日 23時35分44秒 | 人生・持論
4週4休

とあるプロジェクトが架橋に入り、ここのところ4週4休を気にしなければならないくらいだ。
4週4休とは、4週間の間に4日は休まなければならないというもの。
週休2日制の企業がほとんどだから、8日のところが半分未満になってはならない、というものだ。
労働基準法の第35条に定められている。

精魂是、力尽きブログを書く気力、是なし、というところか・・・

1月は深夜残業が17日中14日・・・休日出勤3日。
スキーキャンセル1回。

暖冬暖冬と世間は言ってるが、極寒に思えてならない