コーディネーターの仕事（4）パース

インテリアを創っていく上で、多くの方が言うのが
想像がつかない・・・イメージがわかない・・・
という、お言葉・・
コーディネータもそれを言われると、ツライよね
なんせ、無から造りだすから・まったく同じ間取りで実物を見れたら
どんなによいか！そんなときは、やはりパースで表現するしかないんです
最近は3Ｄパースなんてのも有って、家の中を歩けちゃったりしますが
インテリアアイティムが、なかなかそろわない！結局そこで又想像して頂くしか
無いのですぅ～そんなときは・アナログだけど手書きパース！
chatoは美術専攻でしたので、はっきりいって半分我流ですが
パースのテクニックは大きな口を叩けまへん・・・・。
味で勝負ってことで、パースを書くにあたり愛用品をご紹介

左から、コピック・色鉛筆・カラーペン（極細）・クレパス・
写ってないけど、あとは0.3のシャーペンか鉛筆2～4Ｂ・ミリペン0.3・0.4
三角定規・楕円定規・雲形定規ect・・
最近は、家具パースを書くことが多くなりＣＡＤで下絵を描いちゃう事も
しばしば・・・インテリアパースの方が描いてて楽しいですが・これも
お仕事・お仕事・・・
写真のコピックは言わずと知れた大御所の水彩ペンです。
コツは、ただ一つ！勢い！！ダーーっとシュパーっと塗ることです
ちまちま描き込むペンではありません。下塗りと影をこれで描きます。

それから、色鉛筆・極細マーカ・鉛筆など使って、ちまちま描き込む！
細かい木目や、ファブリックの質感などは色鉛筆で！
色鉛筆は2種類使ってます・一つは消しゴムで消せる色鉛筆！
三菱鉛筆のユニアーティレーズカラー・結構すぐれもの
もう一つは、Ｋ君がドイツの土産で買ってくれた
ステッドラー社カラトアクエレル！これは色が綺麗で、水で水彩絵の具のように！
chatoは、昔のデッサンぐせでベロッと・・・これ以上は言うまい

後は、下の写真のSTABILO社の極細ペン(これもＫ君にもらった
色鉛筆の様に色が沢山！！）とミリペンで輪郭をしっかり
入れれば、出来上がり！インテリアアイティム（照明器具・小物・置き家具など）を描き込む場合は、カタログやＣＡＤデータを縮尺が合うようにコピーして、
下にひいて写します。ここをがっちり書き込めば他はいい加減でも平気
少しはみでるぐらいが味が出て、雰囲気がより伝わりやすいかも・・
まだまだ勉強ですが、3Ｄパースを作るよりは・大変だけど楽しい作業です