据え膳くわぬは、、、

かみさんの事。
きっと、浮気の一番いいところで、、、
僕は最後の一線は越えられない。とおもう。

理屈を言えば、、彼女はむかし、前の彼氏との間の小さないのちを、奪わざるを得なかった。
かみさんを選んだとき、その罪は、僕も背負ったんだ、、、今になってわかる。
だからそんな悲しみは、だれにも味あわせたくない。

理屈抜きで、、、
くさい靴下を洗い、リビングで眠ってしまう僕に毛布を掛けてめがねを外し、テーブルに置く。
25年間。こんな事をしてくれるやつは、いない。
トドのように眠っている姿を横目に、ご飯をチン。昔の彼女とはほど遠いけど。
でも、4人も子供がいて、僕らはけっこう頑張った。彼女が一番がんばった。今も、、ね。
罪は贖われているのかもしれない。

ブルーススプリングスティーンの「The River」、、、
昔の思いでは、切ないけど、、

今の僕らもイイよ。