モラハラとサヨナラする方法

モラハラ男と別れるつもりの方は読まないで下さい。
ここでは、モラハラ夫との上手な付き合い方を綴っていきます。

何があっても

2017-07-01 15:10:24 | モラハラ対策

怖がらないこと。
怯えないこと。
信じないこと。
相手と戦わないこと。


そうしている時間があったら、


自分を愛すること。
自分を労わること。
自分を大切にすること。
笑顔でいること。
凛として、強くあろうとすること。
自分に負けないこと。


自分の幸せは、誰にも奪えません。
幸せであろうと努力してください。
不幸な自分に酔いしれてはいけません。

幸せな人にしか、幸せは訪れないのです。


自分を愛そう!

2016-11-04 06:42:02 | モラハラ対策
これで一応、最後になります。


今度は、《自分を愛そう!》です。


最後になってしまいましたが、
これが今までの中で最も大切なことになります。
何よりも一番、やっていただきたいことです。


それは、
「自分のことを認めてあげて、凄いね!と褒めてあげること」です。


前回記事で、パートナーに愛情示そうと言いましたが、それにはかなりのエネルギーを要します。

自分の心のエネルギーが枯渇している状態では、相手に与えるばかりで疲弊してしまい、「こんなにやってるのに!!!」と逆にイライラしてしまいます。

自分を愛せない者は、他人を愛することはできず、
自分を大切にできないものは、他人を大切にはできません。


ですので、自分の心のエネルギーは自分で充電しなければなりません




縁の下の力持ちは、誰かに見られることがないのです。
でも自分の頑張りは自分が一番よく分かっています。

必ず自分のことを声に出して褒めてあげて下さい。
気恥ずかしくても、抵抗があっても、そうとは思えなくても、必ずやって下さい。

お子さんがいらっしゃる方はお子さんが眠った後に、誰もいないところで自分を抱きしめながら、褒めて褒めて褒めまくって認めてあげるんです。

それから、
悲しかったよね、辛かったよね、もう大丈夫だよ。
嫌だったよね、苦しかったよね、本当によく頑張ったね。凄いよ!偉いよ!本当にありがとう!

と、傷付いた心を癒してあげて下さい。
もういいよ!というほど褒めて認めてあげて下さい。

モラハラ男より、誰より、傷付いたのは自分です。
自分の味方をしてあげて下さい。(パートナーの味方をするなということではありません。)
絶対に自分を責めてはいけません。

心がジワーっと温まるまで、涙が出るまでやって下さい


たくさんたくさん泣いて下さい。
私も1年くらいは隠れていつも泣いていました。


毎日寝る前に、「私は私のことを心から愛しています。(大好きです)(大切です)」と声に出して言って下さい
一字一句同じでなくても構いません。
自分が言って欲しい言葉をかけてあげて下さい。

ありのままの自分を愛して下さい


パートナーを愛そうとするエネルギーと同じくらいのバランスで、ご自分を大切にして下さい。
パートナーに愛され、大切にしてもらうのを期待して待つのではなく、先に自分が自分にするのです。


そうすれば、次第に、愛されて大切にしてもらえる環境に変化していくでしょう。

パートナーを愛そう!

2016-11-03 08:32:39 | モラハラ対策
さぁ、これで最終段階に入ります。


今まで書いてきたことの中で、やり続けてほしいことを箇条書きにしますね。


・被害者・加害者をやめると声に出して宣言する
・地雷撤去作業
・「モラハラアンテナ」を撤去し、「優しさアンテナ」を立てる
・自分の感情を伝える



こんなところかと思います。


ここに、


パートナーに愛情を示す
自分を愛する


の二つを足したいと思います。


まずは「パートナーに愛情を示そう!」です。


「モラハラ男」になってしまう人というのは、
とにかく自分への制約が多く、根底に「自分は愛されない」と思いこんでいる人だと言えます。

心の中が寂しさと悲しさで一杯で、とても苦しいのです。
彼らは器が小さいのではありません。
器に余計なものが入りすぎているのです。



ですので、


○隙あらば、とにかくパートナーを褒めて、認め、愛していること(大好きであること)を伝えてください。

お子さんがいる方は、手のかかる反抗期の子供がもう一人増えたと思ってもらっても良いと思います。


○とにかくパートナーの一番の味方でいてあげて下さい。

その考え方は間違っているな…と思っても、否定はせず、とにかく「そうだね、そうだよね」と受け入れてあげて下さい。

○どんなにおかしなことを言っていても、とにかく聞き入れてあげて下さい。
「モラハラ男」に正論や常識は通用しません。ケンカの土俵に立たずに、負けてあげて下さい。(※自分を責めずに)


私を褒めてと言う前に、相手を褒めるのです。
私を認めてと言う前に、相手を認めるのです。
私のことを理解してと言う前に、相手を理解するのです。
私に感謝してよと言う前に、相手に感謝するのです。


人間は、自分のことを褒めてくれたり、認めてくれる人のことを大切にするようにできています。



とにかく、パートナーの傷を癒すことが先決です。

「ありのままの自分を受け入れてくれるんだ」「自分から絶対離れていかないんだ」という実感を持たせてあげて下さい。

そして、「自分は愛されているんだ」という自尊心の回復を手伝ってあげて下さい。


バカバカしく思えても、全て空振りで終わっても、諦めずに続けて下さい。
いつかは、普通の会話ができるようになります。






こんなことを続けて、2年以上経った頃でしょうか。

ある日夫が、自分が間違えたことに対して「間違えた、ごめん」と謝ったのです。


私は耳を疑いました。
結婚してからの間、一度も謝ったことがなかったからです。(彼は謝罪の言葉を知らないんだと思っていました。)

それは、日常であれば見逃してしまうような、当たり前の出来事です。
普通の人であれば、ごくごく当たり前のこと。

でも人間は皆、心の余裕がなければ謝れないのです。
心が回復してきた、何よりもの証拠でした。

小さな声でそっと言ったあの衝撃を、今でも私は忘れていません。



逆手にとっちゃおう!

2016-11-02 11:46:28 | モラハラ対策
さぁ、「パートナーはモラハラである」というアンテナを撤去していただいたところで、




今度はズバリ、、、





優しさアンテナを設置してほしいのです!



これは人によって、かなり難しいと思います。

ですので初めは、「この人は、これでも優しい、、かもしれない」くらいで大丈夫です。



「優しさアンテナ」を設置して、「この人は優しい人である」と自分に刷り込んでいきましょう。




パートナーの優しさを探してください
優しさには、様々な形があります。


ポジティブな言葉をかける優しさ。
そっとしておく優しさ。
厳しさを見せる優しさ。

引き寄せる優しさ。
突き放す優しさ。

言葉で表現する優しさ。
縁の下のさりげない優しさ。



自分がイメージする「優しさ」や
自分がいつも表現している「優しさ」とは、
違うタイプの「優しさ」を持っていることもあります。


それは、自分が欲しかった優しさではないかもしれない。
女性は特に共感がほしいので、パートナーにもそれを求めます。


でも、彼らはそれとは別のタイプの優しさを表現しているはずなのです。


優しさを見つけたら、ありがとうと口に出して伝えて下さい
私が欲しいのは、こんな優しさじゃないのよ!と思ったとしても。


無視されても、
気持ち悪いとか、お前のためにやったんじゃないと言われても、


さりげなくでいいのです。
「ありがとね」と言い続けて下さい。


少しずつ少しずつ、薄紙を剥がしていくように
鬼の形相が緩んでくるはずです。


そして気がついたら、本当に優しい人になった!
いや、実は元々優しい人だったのかもしれない、、?
という不思議な現実を、きっと目の当たりにすることと思います。

新しい見方

2016-11-01 08:40:33 | モラハラ対策
今回は、(人によってはですが)ちょっと怖いことをやっていただきます。



それは、「パートナーはモラハラである。」
と見る・思うのをやめる
ことです。



※表現上、この先の記事も分かりやすいように「モラハラ男」と書く場合があります。



その理由を書いていきます。



人には、「好き・嫌い」や「興味があること・ないこと」が個性として存在します。

それにも、先天的個性と、後天的個性が存在します。

先天的個性というのは、生まれ持って来た「感性・感覚」です。

後天的個性というのは、先天的個性をベースに環境によって刷り込まれてきた「思い込み」です。



人にはそれぞれ、その個性というアンテナが頭の上に立っていると考えて下さい。

「好きなもの・嫌いなもの」「興味のあるもの・ないもの」を探しわけ、見つけ出すアンテナです。


時計が好きなら、道を歩いていても時計をしている人を探しわけ、簡単に見つけ出します。
まるで集まってくるかの如く、情報がアンテナの中に入っていくのです。

時計に興味がない人は、誰がどんな時計をしていることなど気づきもしません。
その人にとって、そこに時計は存在しないのです



「パートナーがモラハラかもしれない」


そう考え出したあなたは、ネットでモラハラについて検索しだします。
ネットに書かれている事実を見て、ショックをうけます。

「あぁ、そっくりだわ」とか「やっぱりそうなんだ」と思い始めます。
「モラハラアンテナ」が立つのです。


順調にモラハラの情報を集め、自分のパートナーで答え合わせをします。

あ、これは当てはまる。
あ、これは違うか。

あ、やっぱりそうかもしれない。


モラハラの証拠を、どんどん収集します。


誰かに相談する方もいるでしょう。

「うちの旦那、モラハラじゃないかしら…」

「絶対そうですよ!別れたほうがいいですよ!子供がかわいそうですよ!」

と言われ、やっぱりそうよね!と確信を強めていくのです。

初めは「優しいところもあるし…」と思っていたのがそのうちに、


パートナー = モラハラ


という図式ができあがり、もはやモラハラ以外には見えなくなってくるのです。



それは、
「モラハラであるパートナーがおかしくて、自分は間違っていない(正しい)」



思い込むことでもあります。


こうなってしまったら、パートナーのモラハラも酷くなってきます。
自ら強めた思い込みによって、目の前の現実もそのようになってきてしまうのです。


そこで、別れるための準備を始めます。
うまくいけば別れられるけど、泥沼にハマる可能性も高くなるでしょう、、、。



このブログでは、モラハラとの上手な付き合い方を考えていきますので、少しずつでも

「モラハラかもしれない」という考えをやめていただければと思います。


もしも、モラハラという言葉を知らなければ、モラハラはこの世に存在しないのです。


この考え方を逆手にとる方法を、次回、ご紹介します。