これで一応、最後になります。
今度は、《自分を愛そう!》です。
最後になってしまいましたが、
これが今までの中で最も大切なことになります。
何よりも一番、やっていただきたいことです。
それは、
「自分のことを認めてあげて、凄いね!と褒めてあげること」です。
前回記事で、パートナーに愛情示そうと言いましたが、それにはかなりのエネルギーを要します。
自分の心のエネルギーが枯渇している状態では、相手に与えるばかりで疲弊してしまい、「こんなにやってるのに!!!」と逆にイライラしてしまいます。
自分を愛せない者は、他人を愛することはできず、
自分を大切にできないものは、他人を大切にはできません。
ですので、自分の心のエネルギーは自分で充電しなければなりません。
縁の下の力持ちは、誰かに見られることがないのです。
でも自分の頑張りは自分が一番よく分かっています。
必ず自分のことを声に出して褒めてあげて下さい。
気恥ずかしくても、抵抗があっても、そうとは思えなくても、必ずやって下さい。
お子さんがいらっしゃる方はお子さんが眠った後に、誰もいないところで自分を抱きしめながら、褒めて褒めて褒めまくって認めてあげるんです。
それから、
悲しかったよね、辛かったよね、もう大丈夫だよ。
嫌だったよね、苦しかったよね、本当によく頑張ったね。凄いよ!偉いよ!本当にありがとう!
と、傷付いた心を癒してあげて下さい。
もういいよ!というほど褒めて認めてあげて下さい。
モラハラ男より、誰より、傷付いたのは自分です。
自分の味方をしてあげて下さい。(パートナーの味方をするなということではありません。)
絶対に自分を責めてはいけません。
心がジワーっと温まるまで、涙が出るまでやって下さい。
たくさんたくさん泣いて下さい。
私も1年くらいは隠れていつも泣いていました。
毎日寝る前に、「私は私のことを心から愛しています。(大好きです)(大切です)」と声に出して言って下さい。
一字一句同じでなくても構いません。
自分が言って欲しい言葉をかけてあげて下さい。
ありのままの自分を愛して下さい。
パートナーを愛そうとするエネルギーと同じくらいのバランスで、ご自分を大切にして下さい。
パートナーに愛され、大切にしてもらうのを期待して待つのではなく、先に自分が自分にするのです。
そうすれば、次第に、愛されて大切にしてもらえる環境に変化していくでしょう。