分家ヤースケ伝

『本家ヤースケ伝』との相互補完になります。⇒http://blog.goo.ne.jp/goodmiwatya

大阪秋の陣。

2011-10-15 21:05:11 | 時事
大阪市長と大阪府知事のダブル選挙は「維新の会」が不利を認め回避しない限り、このまま来月には挙行される情勢である。府議会と市議会で共に多数派を占めている彼らが、「市長職」をも取りに行く意思を示したことからこの戦争は勃発したわけであるが、更に遡れば、元々は大阪の自民党の内紛~分裂に端を発している。どこまで話が出来ていたのか知らないが、自民党の一分派に過ぎない「大阪維新の会」が橋下知事の担ぎ出しに見事成功してこの状況が準備されたのである。一般的に言うならば、各地方議会に於いては保守勢力の内紛・分裂に乗じて、万年野党たる旧社共勢力などが市長職等を奪取することは別段珍しいことではない。名古屋市はかつて「巨大な田舎」と揶揄されたことがあったが、東京に全ての権力が集中している現在、大阪もまた「巨大な田舎」の一つに過ぎないと言ってもあながち間違いであるとは言えないのである。 . . . 本文を読む

小泉こそが諸悪の根源である。

2011-10-11 20:04:18 | 時事
一週間ほど前だったろうか、私は単純なことに気づいた。それは、メディアの腐敗にせよこの国の窮状にせよ、その主たる原因はすこぶる単純なところにあるということである。簡単に言ってしまえば、諸悪の根源は小泉ポチにあるのだ。小泉をポチと最初に呼んだのは漫画家の小林よしのりである。彼はその体制批判の激しさから、一時「左翼」呼ばわりされたこともあるが、本当は左翼どころか右寄りの思想の持ち主なのである。その彼がアメリカに忠誠を尽くすだけの小泉政権に嫌気がさし、小泉をブッシュの忠実な僕に過ぎないとして「忠犬ポチ公」と呼んだのであった。今メディアに持て囃されている自称「改革派官僚」なるものも、その内実はと言うと、小泉政権下の元霞ヶ関官僚たちであって、ではその小泉が一度でも「霞ヶ関改革」に手をつけたことがあったかと言えば、そんなことはかつて一度もなかった。小泉は官僚たちとは闘う前から一目散に逃走~投降を繰り返していたのである。彼ら自称「改革派官僚」たちのテレビでの発言を聞いていると、彼らもまた単純なことしか言っていないことに気づく。彼らの主張は曰く「民主党は駄目だ」「民主党政権は駄目だ」だけなのであって、「自公は駄目だ」或いは「自民党政権は駄目だ(駄目だった)」などとは一言も言っていないのである。これは小泉の主張と完璧に合致している。 . . . 本文を読む