喫茶☆六花

住んでいる街の景色や日常気になったことを色々と書き連ねています

明日晴れるかな。

2012-02-02 17:24:50 | 日記

 

 

今年に入って一層、全国的に寒波、風雪の被害を耳にしますが、

函館も例に漏れず、今年は降雪量も多く私も毎日の雪かきに疲れ果てています。

昨年引っ越した新しい住居は、函館山から吹き降ろしてくる風と雪で玄関フードが凍って開かないことがありました。

「もう雪はいい~!!」

春よ早く来い、って函館山を見上げて溜め息をつく日々です。

 

風雪被害の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

今日も生かして頂いてありがとう御座位ます。

 

 


坂の上から目指すもの。

2012-02-01 13:45:14 | 日記

 

平安時代や江戸時代は人口増が頭打ちとなった時代ですが、一方では後世に豊かな文化を残しました。

その停滞期を挟んで住人を増やし続けてきた日本。

しかし、さかのぼれば極端な人口減少期もありました。

縄文時代中期から後期、晩期までです。

遺跡分布に基づく推計によりますと、縄文中期に東日本を中心に約26万人いた縄文人は、約1400年後の晩期には約8万人にまで減少しました。

原因は気候の寒冷化と大陸からの渡来者が伝えた疫病だと推定されています。

 

1000年以上かけてとはいっても、3分の1以下への人口減少は厳しい生存環境を伺わせます。

ですが、今の日本人はそれで驚いてはいけません。

新たな将来推計によりますと、日本の人口は僅か50年間で3分の1近くにまで減るからです。

 

公表された2011~60年の推計では、10年に1億2806万人だった総人口は48年に1億を割り、60年には8674万人になるといいます。

この推計も前回推計よりは合計特殊出産率を上方修正した数字だそうです。

それでも60年には高齢化率が4割に達する見通しだといいます。

 

この人口減を縄文人なら「どんな疫病が蔓延したのか?」と震え上がるかもしれません。

逆に60年には平均寿命が女性で91歳に近づく中で起きる人口減と聞けば、頭がこんがらがるに違いありません。

しかし、現代人ならば、少子化・高齢化のペースに応じた制度改革のスピードが必要だと納得がいくでしょう。

 

考えてみると、この列島の人口のピークをまたぐ歴史的世代となった今日の日本。

 

かって日本人が目指した”坂の上”に立つ私達は、後世に何を残すのでしょう。

 

 

 

今日も生かして頂いてありがとう御座位ます。

 

写真は函館、旧・公会堂へと続く坂(昨年の3月末頃に撮影)です。