行かずに死ねるか!―世界9万5000km自転車ひとり旅 (幻冬舎文庫)
(2007/06)
石田 ゆうすけ
久し振りに夢中になって読みました。
1人旅って、いろんなことを考えるいい機会なんですね。
寂しいけど、自分の思い通りになるし、
普段見過ごしている自分のことについて、考えるようになる。
この本の中であぁ!としびれる台詞があるんですよ。
ゆうすけさんがナイロビでであった、タケシがいうんですけど、
「すべてに敬意を払おうと思ってるんです」
実は私もそう思いながら診療しています。
6年生のときの担任だった、中谷先生が下さった色紙に
「公平」
とかかれてあったのですが、幼い私は、ここが私の足りないところですか?
とは聞けませんでした。
私は人に対して公平であるだろうか?
と今でも自問するときがあります。
自分を責めるのではなく、そうあろうと努力する自分にもまた
敬意を払って生きていこう。
理由はいろいろだけど、
この本、面白い。
旅行にいきたいな~~