シンディーとくぼっちのビタースイーツ

猫はやわらかくてあたたかい。
人もそうだといいのに。

猫は不健康でも元気だ

2005-04-06 13:24:58 | 猫+α

このコは拾った時から体のあちこちが普通じゃなかった。目の半分が膜に覆われ目頭はいつもぐちゃぐちゃ。鼻の骨が崩れていて鼻筋がない。歯は茶色でぼろぼろ。子猫時代の栄養が悪かったらしく全身の骨が弱くてまっすぐ歩けない。にもかかわらず、大きな病気もせず、よく食べ、よく遊んだ。

猫にしては珍しくだっこされるのが大好きで、「どいて」と頼むまで、いつまでもくっついていた。

猫の移住

2005-04-04 15:46:55 | 猫+α

右の少し大きいのが母猫、あとの4匹がその子供たち。シンガポールで勤めていた会社の敷地には、半野良のにゃんこがいた。子猫ができるたびに、あっちこっちに声をかけて里親になってもらった。

今からひと昔前、白と茶の猫は友だち夫婦がもらってくれた。しばらくシンガポールで暮らし、ダンナの仕事で香港へ。当然2匹も一緒だ。「人間よりお金がかかったわ」と言ってたが、子供がいなかった夫婦はそれなりに楽しそうだった。

香港で男の子が二人生まれ、仕事に子育てに趣味にと人生を謳歌する夫婦に可愛がられているようす。いいところにもらわれていった、と世話したわたしもうれしい。

この家族が、念願かなってニュージーランドへ移住したのが去年のこと。2匹ももちろんついていく。白い方はガンとの壮絶な戦いを経て生き延びた後の長旅となったが、今や庭を駆け回っているとか。

ここまでの記録を、みなさんに読んでもらいたくて、紹介します。ホームから飛べるシロ猫ピッピのねこ屋敷と当人(猫)執筆によるメルマガ「おいら物語」も見てください。

猫のシンメトリー

2005-04-03 01:39:07 | 猫+α

床を境にして4匹。ソファーの下も好きなんです。シンガポールではいつでも真夏だったから、石の床はひんやりして気持ちがいいんだ。

日本はだんだん暖かくなってきたものの、寝る時はまだこたつの中。夏の前に春を楽しもうね。

猫に小判

2005-03-31 13:01:28 | 猫+α

ビルマの箱。お宝を入れるものらしい。開けてみようかな。でも煙りが出てきて浦島太郎になったらやだし。

っと、かなり悩んでいたようで、このコは1時間くらいここに座っていました。

猫とフライト

2005-03-28 02:37:54 | 猫+α
窓際が好きなヤツ。落ちそうになりながらもしっかり寝てしまう。この家は、シンガポールが植民地だった時代にイギリス人用に作られた長家らしく、天井もドアもキッチンの流しも、背の高い人用にできていた。

南国で生まれ育った猫を、四季のある日本に連れてきて大丈夫なんだろうか。と、迷ったふりをしていただけで、置いてくるつもりは全然なかった。

シンガポールから成田へは、同じ飛行機で飛んできた。キャビンには入れてもらえず、荷物と同じ場所にエアコンつきの部屋を作ってのせるのだと、航空会社では説明してくれた。どのみち飛び立ったらフライトの間は誰も様子を見に行けない。捨てられたと思わないでくれよ。

成田について猫を受けとり、検疫を済ませてさらに国内線に乗り換える。乗り継ぎ便を待っている間、上下に積んだケージに入った2匹は石のように固くなって、話しかけても反応なし。びっくりしたんだよね、飛行機なんかのせちゃって。

12時間におよぶ大移動を耐えた猫2匹。もう、地上だよ。

猫の作法

2005-03-27 16:32:24 | 猫+α

写真:昼間さんざん遊んで裏庭でひと休み。やっぱり外がいいよね。

具合の悪かったズーに、だんだん動きがもとにもどってきた。好物のとり肉をたくさん食べさせて、できるだけ一緒にいて。

ずいぶん前に香港の銀行員が主催した気功の説明会で、天と大地のエネルギーを取り入れる姿勢を教わったのを思い出し、手のひらを上にむけて気を集め、ズーの体をマッサージしてみたり。

ふがいない飼い主の気持ちを察したのか、少しは元気になった。

もう一匹のドットには、ズーの調子がおかしいと分かるらしい。いつもはブラッシングしていると、あたしもあたしも、と割り込んでくるのに、ここ二・三日はしない。ズーがめったに行かないとなりの部屋のこたつにもぐると、見舞うように時々行っては様子をみている。

猫の作法は、なにげなくていかしてる。

猫の老衰

2005-03-24 05:20:00 | 猫+α

写真のコは、これまで難無くジャンプしていたファンヒーターの上に登れなくなった。歩き方がどうも違う。後ろ足がもたついているような。最近、少し体重が落ちたと思っていたけど、今日さわってみて骨がごりごり。びっくりした。

どこか具合が悪いのか、痛いのを我慢しているのか。分からないんだ、私には。

以前飼っていた猫が逝ってしまった時のことを思い出す。

元気がなかったので獣医に連れていったら、高齢で内臓のあちこちが弱ってるから点滴をしましょうと言われ毎日通院した。

そのコは獣医が大嫌いで、めったになかないのに「ひゃお~ん」って叫んだりして。そういうメッセージを聞いてやらなかった。病気だから獣医へ、って単純に考えてたひどい飼い主。そのコは通院1週間目の朝、診察台の上で息を引き取った。一番嫌いな場所だよね。

病気よりも通院のストレスで死期が早まったと、ピンときた。気づくのが遅かった。嫌がるものを無理やり押し付けてしまった後悔は消えない。食事制限なんかしないで、好きなものをいっぱい食べさせてやればよかった。

だから、今飼っている猫たちを安易に獣医へ連れていくのはどうか、と迷っている。15歳(くらい)は若くないけど、まだそんなにしょぼくれるほどでもないよね。どうすればいい?

猫があくびをするところを写真にとった

2005-03-22 01:02:32 | 猫+α

写真は一瞬を止めるから、こうなる。

猫が本気であくびをすると、ふわぁぁぁと口が開く。さてもう閉じるぞという瞬間ぐわっと裂け、あっ、顔が呑み込まれるか、と思う間もなくそっけなく閉じちゃう。

あとはナニクワヌ顔、さ。

猫と日だまり

2005-03-21 11:52:22 | 猫+α

猫のいるところに日があたる。日をうけた背中や耳のはしっこの毛がひときわ明るく光る。

陰の部分は思いっきり暗くて、一度に視界に入れるコントラストとしてはこれが限界かな。

猫の居場所

2005-03-20 00:51:17 | 猫+α
写真:南欧風のダイニングチェア。ブルーだった足と背もたれをペンキで茶色に塗り替えた。猫とおそろいで部屋に統一感(!)が出た。

いつも同じところが心地いいわけではないらしい。日があたるところ、涼しいところ、隅っこ、ソファ。猫が好む場所は、なんとなく決まっているようで、少しずつ移動する。

アイロン台。カバーをしわすれると毛だらけになって、使う時にありゃりゃ、となる。

テレビ。奥行きが寝るのにいいらしい。時々画面に足やしっぽが... 最新の薄型にしたら、怒るだろうか。

低反発まくら。場所をとられてしまったので頭ひとつ下げて寝た。足がふとんから出てしまった。