アリバイ屋

風俗店勤務の女性たちが困るのは、

・親バレ、知人バレ
・対外的に勤務先を言えない
・病気（または妊娠）のリスク
・一般社会で普通の会社員などに戻れるかの不安

などがあります。
なかでも「対外的に人に言えない」というのは
たとえば店が用意しているマンションなどに入る
ことを除けば普通、勤務先を賃貸契約書に記載
します。
まれによく調べないところや、家賃保証機構を
使うところもありますが・・・

一般的に彼女たちは店が用意した「アリバイ」を
使います。

店も電話を１本別にひいて普通の会社として応対
したりします。この程度は（一応犯罪なのですが）
ある程度許容範囲というか見てみぬふりみたいです。

加えて給与明細などをもつくってくれるところも。
このあたりからちょっとブラックになってきます。

というのも先日札幌のアリバイ会社が作った確定
申告などの書類で住宅ローンを組み、お金を搾取
したという事件があり、札幌のアリバイ業者が逮捕
されました。

源泉徴収票などをつくってもらうのを依頼するまでは
違法ではありませんが、それを受けて作るほうは違法
です。また、それをそれを使うと（提出すると）完全
に使用者も公文書偽造として（私文書ではない）違法。

風俗店勤務の女性はせいぜい、店が用意したアリバイ
電話と架空の給与明細書だけを見せるだけに使い、
単なる「アリバイ」にするだけが懸命かもしれません。

役所に提出するとアウトですよ～。