乳歯は大切に。
永久歯に生え変わるのだからと安易に抜歯していますが、これは行ってはいけないのです。
乳歯の下には永久歯胚があります。これを移動させてしまうし、歯がなければ咬むことも不十分です。
その上、歯槽骨のことがわかればこんな馬鹿げたことはしません。
乳歯こそ永久歯のきれいな歯列弓のカギを握っています。
20年もかけ、乳歯が少しずつ抜けて永久歯に変わっていく目的は何かということに気付かなくてはなりません。
歯の周辺の調和ということです。
このことを1930年ごろブローディはバクシネータメカニズムとして既に発表しています。
調和の乱れが歯列の乱れに直結しているのです。
乳歯を抜歯してはきれいな歯列弓を確保することは難しいのです。
歯槽骨の成長を促し、正しい大きな歯槽骨弓をつくることが求められています。
乳歯にしろ永久歯にしろ、歯にはそれぞれの役目があります。
それを人工的に破壊しないことです。
歯のスペース不足は乳歯においてはほんの少しです。
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