今日は何の日気になる日

今日起こった出来事を、元ニュースを引用しつつお伝えいたします。

阪神・新井、壇上で猛省「ファンの記憶に残らなかった打点王」

2011-12-02 16:50:36 | 日記
我らが新井さん。
ものすごい勢いで自分を卑下してますが、それでも、統一球の影響で、軒並み打者が苦労する中でとった打点王。
胸を張ってもいいんじゃないでしょうか?
(ゲッツーはちょっと多すぎた気がしないでもないですが・・笑)

阪神・新井貴浩内野手(34)が1日、都内のホテルで開催された2011年プロ野球コンベンションに参加。今季93打点で獲得したセ・リーグ打点王の表彰を受けた。新井は壇上で感謝の言葉を述べたが、笑顔はなし。「ファンの記憶に残らなかった打点王」と自らを卑下し、「来季は記録にも記憶にも残るシーズンにする」と固い決意をにじませた。

 たかが93打点…とは思わないが、新井は胸を張らなかった。年に一度の華やかな舞台。本塁打王に輝いた05年以来、6年ぶりにタイトル表彰の壇上に上った虎の4番は喜ぶどころか、自らを卑下した。

 「個人的な感想としては、2011年度のプロ野球の記録には残りましたが、ファンの皆さんの記憶にはあまり残らなかったと思います」

 異例のコメントだ。前日、巨人沢村が新人王表彰で「たかが11勝したくらいで満足しない」と発言。周囲の度肝を抜いたが、新井も公然と不満を漏らした。今季は自身初の開幕4番を任されながら打撃不振の責任を負う形で7月7日から7試合6番に降格。さらに9月1日から2試合7番に下げられる憂き目にあった。計9試合4番を外れたことで開幕前に「1年間このポジションを守り抜く」と堂々宣言した公約は頓挫。「情けない」と苦虫をかみつぶした。

 チャンスに弱い、とも言われた。勝利貢献度を計る勝利打点はチーム最多の12。立派な数字だが、新井が反省するのは得点圏の結果。チームが借金11で最下位に沈んだ6月6日の時点で、新井の得点圏打率は・245まで落ち込んだ。今季、通算で・305まで盛り返したが、マートン、平野、鳥谷に次ぐ、チーム4位の数字はやはり物足りない。ここで決めてくれ!ファン、ベンチ、ブルペンの期待を一身に背負う重圧の中で結果を出してこそ、虎の4番。新井はそう感じている。

 「この賞を受賞できたのはファンの皆さんの声援とチームメートのバックアップのおかげ。感謝しています」。プレゼンテーターを務めた張本勲氏から表彰され、緊張の面持ちで栄えある盾を受け取った。晴れの場で「喝!」を入れられるはずはないが、新井は自らを責めながら、周囲に感謝の言葉を贈った。

 前夜開催され球団納会で和田監督はナイン、全スタッフを前に「今年は残念な思いだけが残った。Bクラスの意味を追求して、前を向いて行きましょう」と語った。新監督からはまだ直接、4番を託されていないものの、新井は「記憶に残る打点を積み上げて、来季は記録にも記憶にも残るシーズンにしたい」と意気込む。来季は、胸を張れなかった93打点の意味を追求して、堂々この場に戻ってくる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000023-dal-base