淡い夏の日

無邪気だった夏の日は、すりガラスの向こうの景色のように、だんだん淡くなって行く。

なつかしい夏の香り

まだ子どもだった夏の日、こんな夏の光をたくさん見たような気がする。
あの頃のように、夏は楽しいだけの季節では無くなってしまったのだ。

夏・志賀高原

自分の高さ。　深い谷をはさんで這い上がって来る雲のせいで、今いる自分の高さが判らなくなってしまう。

夏・志賀高原

湧く雲。　山を回り込むと、そこでは新しい雲が、もくもくと創り出されている最中でした。

夏・志賀高原

山の天気。　気がつくと、青空の面積はわずかしか残っていなかった。これが山の天気。