楽園ハワイの知られざる出来事

ガイドブックには書かれていない情報満載。グルメ、仕事、ショッピングなどなど...ハワイの魅力たっぷりです。

娘達のボーイフレンド

2005-07-31 04:46:25 | Weblog
我が家にはティーンエイジャーの娘が2人いる。
私としては同じように2人を育てたつもりなのだが趣味、嗜好、すべて異なる。
小さい頃はいつもおそろいの洋服を着せ、同じものを食べさせ、2人はいつも一緒に生活していたので本当に不思議だ。
ショッピングカートに乗せて買い物していると、2歳違いだったので双子によく間違えられた。
思春期を境に2人の趣味は正反対へと向かう。

長女のEの好きな音楽はハードロック。
したがって服装もなんとなくロックンローラー系。
洋服もいつもタイトなローライズ・ジーンズと黒系のトップばかり着ている。
ビーチは大嫌いなので色白。
体系も私に似て骨組みが細いので、どうやら私の血を濃く受け継いでいるようだ。
主人はフランス系アメリカ人なのでいわゆる『ハーフ』と呼ばれる人種であるが、彼女はオリエンタルの方が強く出ているようである。

余談だがハワイではこの『ハーフ』のことを『ハッパ・ハオリ』、略して『ハパ』と呼ぶ。
『ハパ』はハワイ語で半分(ハーフ)『ハオリ』はハワイ語で白人という意味なのでこう呼ぶらしい。

将来はウェブデザイナーになりたいとのこと。
洋服を買うのにもあまり無駄使いはせず、貯蓄もきちんとしているようだ。

対する次女のRの好きな音楽は『ハワイアン・ポップス、ヒップホップ、レゲエ』のいわゆるファンキー系。
洋服は思いっきりハワイのロコガール風。
へそだしショートパンツにチビT、そして足にはビーサン。
日本へ帰るときもこのビーサン(それもロングスの一番安いもの)で飛行機に搭乗してしまうので、親は結構恥ずかしかったりする。

毎週ビーチに行くので全身真っ黒!
ビーチの潮風でブリーチされてしまったロングヘアーがマッチしている。
体系からも、顔立ちからもオリエンタルの血が入っているようには見えない。
でも大好物は『シバ漬け』『ちくわぶ』『高野豆腐』と思いっきりオリエンタル。

将来なりたいものは、FBIのスペシャルエージェントかドクターとのこと。
でも本人いわく「学校に行くのは嫌い。」と、言うことが大変矛盾している。
浪費家で、お金を手にするとすぐに使いたがる。

彼女が10歳頃の話だが、仕事から帰ると家の前に子供達が大勢でピザを食べていた。
よくよく話を聞くと、次女のRがピザ屋に電話してデリバリーしてもらったらしい。
当然割り勘かと思いきや、「皆お金持ってないからおごってあげた。」とのこと。
10歳にしてこの気前のよさである。
この体質は今も変わっていない。

さて本題に移るがこの2人の男の趣味がぜんぜん違うのである。
長女Eが連れてくるのは思いっきり白人のメインランド・ボーイ。
もちろん彼らの好きな音楽はロックで、娘がデザイン・アートカレッジ志望のせいか、彼らもアート系でちょっと変わった子が多い。

やさしくて彼女の尻にひかれているタイプばかりで、親としてはこのあたりが少々心配である。
今現在ボーイフレンドはいないので、「アッシー」「メッシー」などなど、多数の男の子達と上手にお付き合いしている。

次女のRはというと、色の浅黒いフィリピン系かロコ系ばかり。
現在お付き合いしている子も「中国、ドイツ、サモア」の血が入っているとの事。
高校のフットボールチームでは、ランニング・レシーバー(花形ポジション)だそうで、付き合い始めたときは他の女の子からうらやましがられたらしい。

個人的には(母の立場を忘れ??)色々なタイプの若い男の子達とお話できるので、結構エンジョイしている。
そんな私に反して主人はいつも苦虫を噛み潰したような顔をするので、皆怖がって彼のいるときは遊びに来ない。

それにしても血は争えないないなぁと思うのだが、次女の好きな音楽、ビーチ好き、そして男の趣味は私と同じ!!
連れてくる男の子はモロ私のタイプ♪
これだけ趣味の違う姉妹なので、一人の男を取り合うのは一生ありえないと思う。
次女と私が男を取り合うことも....ありえないと思う。(爆)

↑の写真は左から次女のR、彼女のBF、長女のEのスリーショット





ハワイで3度目のお引越し パート2

2005-07-25 11:28:00 | Weblog
やっと新居に引っ越しました。
それにしてもスゴイ荷物!トラック2台のうち四分の一はジャンクだと思われます。
それも重いジャンクばかり...本と食器類がなにしろ多い我が家です。
今回は本気で整理、処分しないと!!と思っていたのにやっぱり全部運んできちゃいました。

なぜこんなに本や食器が多いかというと、母が日本からハワイへ遊びに来るたびにものすごい量の荷物を運んでくれるのです。
圧巻は『グリム童話全集』。
私が小さい頃読んでいたものなのですが、こんなもの今更持ってきてもらってもはっきり言って困ります。(涙)
うちの子供たちは日本語はわかるけど、さすがに日本語の本を読めるほどのボキャブラリーはないし...。
弟の子供達のためにとっておいてくれた方が良かったのになぁ。

それから実家で使用しない食器類を、母は毎度来るたびに太平洋を横断して運んできてくれるのです。
さすがに「いらない」とは可愛そうで言えませんよね~。

さて、引越しですが...ハワイのムーバーのお兄さん達はやっぱりサイコーでした!
6人来たのですがやっぱりハワイの引越しに音楽は欠かせないようです。
でも6人の音楽の趣味がそれぞれ違うようで、ステーションがしょっちゅう変わっていましたけれどね。(笑)

やはり若手は仕事が遅く、チーフのムーバーは大変そうでした。
ムーバー#1は、姿がすぐ見えなくなります。
探すとクーラーの前で「あ~涼しい。」な~んてやってました。

ムーバー#2にいたっては、「ちょっとお願いがあるんだけど...ビールをお宅のフリーザーで冷やしてもいいかなぁ?仕事中は絶対に飲まないって約束するから!」とのこと。
さっそくチーフに怒られていました。

私はムーバーが運び出す箱やら家具やらを、どこに置くか指示する役目。
トラックの中をちょっとのぞいてみると、
ムーバー#3がトラック内のピンナップ写真に投げキッス。
何の写真かと思えばプレイボーイかペントハウス(まだある?)から切ってきたような女性のお写真が飾ってありました。

引越しのお仕事は重労働ですが身体を鍛えるにはもってこい。
皆さんすばらしい肉体で、ちょっとよだれがでかかってしまいました。(爆)

引越し当日は朝雨が降り、何しろ湿気が多くて暑いのなんのって!
皆汗びっしょり。
「Stink!」っていうのは日本語でなんて言うのかとムーバー#4に聞かれ、「クサイ!」と教えたら、「クサイ、クサイ!」を連発。ちょっとまずかったかなぁ...?
娘達に思いっきりウケていましたけどね。

現在運ばれてきた箱を開けている最中なのですが、これがまたタイヘン。
落ち着くにはまだまだ当分かかりそうです。
テレビのケーブルはつながっているものの、インターネットの方がつながるのは今週末とのこと。
これってかなり不便ですよね~。
あ~早く落ち着きたい!!

今日は会社から書いているので写真はナシです。

ハワイで3度目のお引越し

2005-07-19 22:51:58 | Weblog
明日は引越し。
でもはっきり言って....本当に何もしていない!!
いわゆる『おまかせ(ラクラク?)引越しパック』なので業者の人がすべてやってくれるのだ。
というわけで全くあせっていない私...困ったものです。

本当はいらないものを整理するには絶好のタイミングなんだけど、やろうやろうと思いつつふと気が付いたらもう『明日引越し』となっている。
今より広いところに引っ越すので、現在家にあるものはすべて収まるというのも整理をしていない理由のひとつ。
まぁ多分どうにかなるでしょう。

日本から引っ越してきたときは、とても丁寧に梱包していただき、何一つ壊れたものはなかった。
今の家に引っ越してきた時、初めてハワイのMoverが来たのだが皆とっても明るいローカルのお兄さんたち。
3人1組でやってきたのだが、手には大きなラジカセが。
(何に使うんだろう?)と思っていたら、おもむろにボリューム全開でまずはFMステーションのセッティング。
うちの主人は真面目が取柄の人なので(笑)ふと見るとすでに眉間にしわが寄っている。

私はというと、お兄さんたちとピジン・イングリッシュで楽しく会話。
ピジン・イングリッシュっていうのは、ハワイのローカルの人が使う英語なのだがたとえば
『エ~イッ、オワッツアップ、ブラー?』っていうのは
『Hey, What's up, brother?』が正しいのです。
ハワイのローカル達がよく使う挨拶のひとつで、訳すと『久しぶり!元気?』となる。

思いっきりピジンだと本当にまるで英語に聞こえない。
子供達が小学生の頃、下の娘が学校から帰ってきたある日
『マミー、今度のバスドライバーは英語が話せるのよ!』
と嬉しそうに話すので大笑いした記憶がある。
子供達にもピジンは外国語に聞こえたようだ。

何はともあれ引越し屋のお兄さん達は、ラジカセから流れてくる音楽に合わせて踊りながら(ウソじゃないですよ~!)パッキングを始める。
この3人の中でも一番若いお兄ちゃんはやっぱりレイジー。
ちょっと仕事したかと思うと、人のうちの荷物の中から何かを見つけては
『これいるの?、いらないならもらえる?』
『これなあに?』
(ちょっとそんなの物色してないで早く仕事してよ~!)と思わず心の中でつぶやいてしまった。
案の定リーダー格の人に怒られている。

何はともあれやっと荷物を梱包し終わり新しい家へトラックが出発。
うちの主人はというと...
『あいつらは信用できない!盗まれないように後をつけていく!』
といってあわてて後を追っかけていった。
途中で電話が入る。
『トラックは新しい家の反対方向へに向かってるぞ!やっぱりあいつら盗む気なんだ!!』とか言って興奮している。
そうしたら何のことはない、トラックの重量を計りに行ったのだった。
全くうちのダンナってどうして人を信用しないのかしら...。

何はともあれ新しい家に到着。
友人のY子さんから『ランチを奮発しとくと早くやってくれるわよ。』と聞いていたので、コリアンバーベキューのプレートランチを差し入れした。
そのかいあってか引越しも当初の予定の2日ではなく1日で終了。

今回は予定としては3日間なのだが、ランチでつって何とか2日で終わらせたいものだ。
壊れたものはいくつかあったが、大事なものは自分で梱包しておいたので無事セーフ。
でも数ヵ月後に気が付いたのだが...箱が2つどうしても見つからない。
中身はというと...子供の部屋にあったゲームソフト。
主人のように人を疑いたくはないのだが、やっぱりあの若いお兄ちゃんが怪しいかな?

今の家に3本もあるマンゴの木ともお別れである。
↑これは庭に咲いている通称『傘の木』(Umbrella Tree)
別名『タコの木』タコの足に似ているでしょ?

アメリカの性犯罪者たち

2005-07-18 02:50:12 | Weblog
アメリカで性犯罪を犯すとどうなるかご存知ですか?
こちらでは『性犯罪』の罪はたいへん重いのですが、日本と同様で一向に犯罪数は減りません。
少し前にハワイで大きく取り上げられた事件をご紹介します。

[18歳の女の子がダウンタウンの仕事場に行く途中行方不明。]
ある日のハワイの新聞にこんな記事が載っていた。
仕事を無断欠勤したことのない女の子だったので、職場でも心配しているとの事。
夜になっても連絡が取れず、両親は警察に捜索願を出した。
女の子の氏名、仕事場の住所、顔写真が新聞に大きく
[MISSING TEENAGER GIRL]というタイトルと共に載せられていた。

行方不明になって1日半ほどたってから女の子はワイキキで無事保護されたのだが、事件の内容が明らかになり世間を驚かせた。事件の内容は以下の通り。

ダウンタウンの仕事場へ向かう途中、女の子はトラックを運転する男に道を聞かれた。
このトラックは各家庭を回り、不用品を集めるリサイクルトラック。
どこの街角や住宅街でも見かけるトラックなので、不信感の全くないこの少女は男に親切に道を教えてあげた。

するといきなり車中に引きずり込まれ、トラックの荷台へ押し込まれた。
そこで少女はアイス(覚せい剤)を注射されてしまう。
この男は少女のキャッシュカードでお金を引き出し、さらにアイスを購入し島中をドライブする。
この間少女は何度もアイスを打たれレイプされたそうだ。

最後に二人がやってきたのはワイキキ。
クヒオ通りで少女を連れ回して歩いていたらしい。
少女はアイスを打たれているため歩けなくなり、男は少女を駐車場に置き去りにした。
意識が朦朧としている少女は善良市民に発見され、次の日犯人も無事逮捕された。

これだけでも同じ年頃の子供を持つ親としては背筋が凍る事件なのだが、次の日のニュースを見てさらに驚いた!
コートに出廷してきた犯人の顔を見た娘が「この人うちの学校にもよく来てた」と言うのだ。
多分レイプする女の子を物色していたのだろう。
もしかしたらうちの娘が犠牲者となっていたかもしれないのだ。
こんなにアイスを打たれ、レイプされた少女の精神的ショックはかなり大きいと思う。
親御さんのお気持ちを考えると本当に胸が痛む。

アメリカで『性犯罪』を犯した場合、出所後は自宅、勤務先の住所、自家用車のライセンスナンバーなどを報告する義務がある。
それぞれの州がウェブサイトを持っており誰でも自由に閲覧出来る。

ハワイ州の場合は顔写真も載っており、現在掲載されているのは1300人ほど。
かなり年配の男性も載っており、事件の日付を見ると1960年代。
一度犯すと死ぬまでこの汚点は消えないらしい。

カリフォルニア州にはこの『性犯罪』を犯した人が6万3千人もいるらしい。
ウェブに掲載されている人数も3万人以上。ハワイとは桁外れの人数だ。
これから考えればいくら同じアメリカといえどもやはりハワイは安全な場所なのである。

このウェブサイトで一般市民は近所や職場にに『性犯罪者』がいないか調べることができる。
近年『性犯罪』が多発している日本でも、同じシステムを取ったらいいのになぁと単純に考えてしまう。
でも日本は隣近所が近いので、プライバシーの問題もあり難しいのだろう。

私の希望は『泥棒前科者』のサイトを作ってもらいたいのだが...。
誰だって『泥棒』の近くには住みたくないですものねぇ...。
ハワイで作ったら泥棒がずいぶん減ると思うのですが、このアイディア採用して頂けないでしょうか???

↑ピーちゃんも一応女の子です。
時々脱走するので近所の男の子に襲われないようこちらも目が離せません!

卒業式の後の大ハプニング!

2005-07-15 15:29:31 | Weblog
式がやっと終わり、卒業生は車の中やレストルームで私服に着替え『Excursion』なるものへ出かける。
このイベントに参加するのは自由なのだが、参加するにあたり親は実にたくさんの書類にサインさせられる。

それもそのはず、午後9時に出発して帰ってくるのは次の日の朝6時。
学校側としては何か起きたときに訴えられないようにするため、親の同意書がないと子供達は参加できない。
さすが訴訟の国アメリカですよね!

さて、『Excursion』とは何ぞや???
簡単に言えば、高校生活最後の日を生徒と先生ですごす『朝までパーティー』というかんじ。
レストランのような場所を貸切にして行われる。
高校によってこの『Excursion』の行われる場所は違うのだが、娘の高校では『Hardrock Cafe』へ行ったらしい。
子供達をスクールバスに全員押し込み、先生が同伴する。
もちろんアルコールもなし、携帯電話の持ち込みも禁止なので外部との連絡は一切出来ない。
でも高校生活最後の日に、友達と朝まですごすのを学校側がサポートするってとってもいい企画ですよね。

うちの子供はこれには参加せず、アロハスタジアムのパーキングで行われていた『カーニバル』へ友人達と出かけて行った。『カーニバル』というのは『移動遊園地』ハワイでは一年中色々な場所で開催されていて、子供を連れた家族かティーンエイジャーのデートスポットとなっている。
結構高くて$20なんてあっという間になくなってしまうのだがそれなりに楽しめる。

娘を『カーニバル』へ送り出し、私、主人、次女、母、叔母の5人は家路に着く。
家に帰ると次女が「ラップトップがない!」と叫んだ。
調べてみると長女のラップトップ、卒業祝いのキャッシュ$200もなくなっている。
また泥棒に入られたのだ!

実は去年の11月にも入られたばかり。
あの時はPC2台、ラップトップ1台、デジカメ、プレーステーション、ゲーム、DVD、などなど...ごっそりやられた。
丁度主人が出張中で家の中はめちゃくちゃに荒らされ、被害額は総額$7000だった。

何はともあれまずは警察を呼び、警察がやってきた後に今度は刑事さんがやってきて現場検証。
写真を撮ったり指紋を取ったりする。
困るのはこの現場検証の間中家の中には入れないので、私達は外で待機していなくてはならないのである。

今回取られた物はラップトップ2台とIpodが1個だったが、何だかどこかで私達の行動が観察されているような気がして気味が悪くなってしまった。
いや~本当にまいりました!
卒業式の締めくくりは『泥棒』だなんて...全くひどい話ですよね。

ハワイは殺人事件などの凶悪犯罪は少ないのだが、空き巣や車が盗まれる事が頻繁にある。
あまりに多いので警察も真剣に探してくれない。
以前は盗んだ商品をアロハスタジアムで開催されているスワップミートで売ってたようだけど、最近はインターネットで売ってしまうらしい。

11月の教訓を受け、我が家では保険に入っていたので今回はお金が下りることになった。
子供達と言えば「お金が下りたら新しいモデル買ってね♪」な~んてノリ。
一番ショックだったのは買う側の主人だったようだ。

↑の写真はたくさんのレイで『首長族状態』になった長女とその友人。