前にも書きましたが、自分は看板屋を経営しています。
それ故にお客さん(元受の営業さん)と値段交渉をしていますが今日、思う事があったので、プログに書きます。
世の中の流れで仕方ないのでしょうが、良く「安く安く!」と言われます。
酷い時になると、仕事を収めてから「安くしてもらえないでしょうか?」と言って来ることもしばしば。
そう言うことは早く言って欲しい、その仕事自体を断るから。
物事には適正価格という物があると思う。
こちらも商売だから、利益を出さなければいけないし原価もある。
それを無視した値段を言われると、削ってはいけない所を削らざるをえなくなる。
悪い材料を使ったり、材料を省いたり、である。
そんな事はやってはいないが、視野に入りつつある。
現在、物を作る現場では良くある話ではあるが、こんな事が罷り通るのでは姉歯物件など氷山の一角、むしろ正直者が馬鹿を見る世の中では当然であろう。
もちろん、みんながみんな、そんな事をやっているとは言わない。
努力して、知恵を絞って何とか収めている方もいると思う。
しかし、その上でまた言われるのもまた事実。「もっと安く」
その「もっと安く」の行く末をわかって言っているのであろうか?
最初は能力の無い正直者が馬鹿を見るのかもしれない。
その次は結果を出している正直物も馬鹿を見る。
結果を出している正直者が倒れたら残るのは”ズル”している者達だ。
悪貨は良貨を駆逐する。
悪貨には手間とお金がかかっていないから良貨を常に上回るのだ。
大なり小なりの差はあるであろうが、欠陥がある事には変わりは無い。
そしてその欠陥が出てきた時に馬鹿を見たときには既に遅い。
それを改善できる人達の殆どは既に倒れているし、それを修復するお金が最初から無いからだ。
その責任は誰が取る?
業者か?元受か?お客さんか?
そうなった場合、もちろん自分は責任は責任は取れない。
だから断るのだ。
しかし、どん底に仕事が来なくなったら?
資金が底を尽き掛けたら?
悪魔の囁きは常に聞こえる。
”欠陥物件を作っているのはお前だけではない”
この誘惑に負ける日が来ないよう、切に祈るのみである。
感情的になって書いたので、乱筆乱文失礼しましたm(__)m
それ故にお客さん(元受の営業さん)と値段交渉をしていますが今日、思う事があったので、プログに書きます。
世の中の流れで仕方ないのでしょうが、良く「安く安く!」と言われます。
酷い時になると、仕事を収めてから「安くしてもらえないでしょうか?」と言って来ることもしばしば。
そう言うことは早く言って欲しい、その仕事自体を断るから。
物事には適正価格という物があると思う。
こちらも商売だから、利益を出さなければいけないし原価もある。
それを無視した値段を言われると、削ってはいけない所を削らざるをえなくなる。
悪い材料を使ったり、材料を省いたり、である。
そんな事はやってはいないが、視野に入りつつある。
現在、物を作る現場では良くある話ではあるが、こんな事が罷り通るのでは姉歯物件など氷山の一角、むしろ正直者が馬鹿を見る世の中では当然であろう。
もちろん、みんながみんな、そんな事をやっているとは言わない。
努力して、知恵を絞って何とか収めている方もいると思う。
しかし、その上でまた言われるのもまた事実。「もっと安く」
その「もっと安く」の行く末をわかって言っているのであろうか?
最初は能力の無い正直者が馬鹿を見るのかもしれない。
その次は結果を出している正直物も馬鹿を見る。
結果を出している正直者が倒れたら残るのは”ズル”している者達だ。
悪貨は良貨を駆逐する。
悪貨には手間とお金がかかっていないから良貨を常に上回るのだ。
大なり小なりの差はあるであろうが、欠陥がある事には変わりは無い。
そしてその欠陥が出てきた時に馬鹿を見たときには既に遅い。
それを改善できる人達の殆どは既に倒れているし、それを修復するお金が最初から無いからだ。
その責任は誰が取る?
業者か?元受か?お客さんか?
そうなった場合、もちろん自分は責任は責任は取れない。
だから断るのだ。
しかし、どん底に仕事が来なくなったら?
資金が底を尽き掛けたら?
悪魔の囁きは常に聞こえる。
”欠陥物件を作っているのはお前だけではない”
この誘惑に負ける日が来ないよう、切に祈るのみである。
感情的になって書いたので、乱筆乱文失礼しましたm(__)m