お返しに庭の草むしりをやらせてもらった。--といっても私はまだ体調よろしくないので、娘が帰ってきて手伝ってくれた。たまの休みなのに、ありがとう。みんなの世話になっている。
その娘はおかげさまで映像の仕事が続いている。
チームの先輩が、『TAROマン』の夕日バックを観て「庵野テイスト」だと言うそうな。娘は、「夕日バックや、肩ナメ、逆光、手前にモノを置く元ネタ実相寺では?」と。
で、家に帰ってきた娘は「実相寺ある?」。
夫と私はまたレファレンス係だ。『ウルトラセブン』(1967)は棚からすぐに出る。三人で「#8:狙われた街」「#43:第4惑星の悪夢」「#45:円盤が来た」の実相寺監督演出作品を観る。
今見るとテンポもキャメラアングルも色調も本当に面白く出来ている。
しかし放映当時うちは白黒TVだったので、夕日シーンの美しさが白黒ではわからず、メトロン星人とのちゃぶ台シーンだけ印象に残っていた。カラーで観直したのはずいぶん後になる。(なにしろヤマトもガッチャマンも刑事コロンボも白黒で見てたんで)
画面が小さく画像の荒い昔の白黒TVでは、むしろ白黒コントラストが明るい「第4惑星」のほうが見やすかった。低予算ゆえのTV局内部ロケは、当時の子供にとっては低予算などとは夢にも思わず、まさに別世界の出来事だったので、こちらの作品ほうが強く記憶に残っている。
いまカラーの大画面で見直すと二作品とも面白い。特に「狙われた街」は観賞価値が高い作品だ。
ちなみに、かの有名な欠番は持ってない。(本放送の時にちゃんと見たけど)
その代わりTVからの録画なのでチャルメラのCMが入っていたww




