では続き、今度は2人目の脇役、芳賀(はが)・ビクター・寅之助
花鹿が14才の時、一時的に日本の中学に転入した
その時、父がつけたボディガードだ
寅之助はアメリカの日系2世で本当は17才だが、童顔に見え、花鹿より少し先に同じクラスに転入しており、前からの知り合いではないふりをしながら、花鹿を守っていた
彼女が友達と不良達に校外に呼び出された時も共にいて守ったが、相手が多数で優勢だったため、途中から日本に丁度滞在していたリーレンが加勢に来て、あっという間に得意の護身術で相手を仕留めた
寅之助はふだんは温和で、控えめな性格だ (19才のリーレンとも知り合い)
その後も花鹿がアメリカの父の元に戻って花婿候補を探して来るように言われ、世界各地でユージィン、ルマティ、カールに出会い様々な冒険をした時も、できるだけ付き添っていた
で、この寅之助がわしらの幽体離脱できる仲間の誰かに似ている、という話だが……
ずいぶん前に、一度位、このブログに幽体で来て話してもらったように思うのだが、仮にケンジ君と言う
…例えば近藤ケンジとしよう
彼は医者で、歯科が専門だ
そして、イブ=ミロクの飛騨翠さん (こちらも仮名) のかかりつけでもある
実は彼には数年前、不思議なことが起きた
それで、アダム=キリスト達の仲間になったのだが……そのてんまつを、簡単に述べる
ある時翠さんは歯茎に小さな1ミリ位の白いできものがぽつんとできた
口内炎かと思い、耳鼻咽喉科へ行くと、歯茎の中に問題があると言われ、親戚に紹介された医者へ行った
それが、ケンジ君だった
彼は優秀な医者で、彼女のできものは口内炎ではなく、歯茎の中に膿がたまって少し漏れているのだとすぐ見破った
それで治療して終わったのだが、翠さんは歯茎が膿んでいたのにはれもせず、全く痛みを感じていなかった
さらに全体のレントゲンをとると、虫歯が十数本もある
彼女はどれも全く痛まなかったから虫歯が沢山あると教えられて初めて知り、意外だった
そして、長い期間の治療が始まった
何ヵ月もかかったのだが、医者は時折奇妙に思った
少なくとも2、3本は深い虫歯があったが、中には神経が透けて見えるほどなのに、彼女は全く痛みを感じないと言う
治療中も、いつも平気な顔をしているので不思議でならなかった
神経がないのか、特異体質なのか……
研究熱心なケンジ君は顔にはあまり出さなかったが考え込んでいた
実はこれには仕掛けがあってのう、わしは2009年頃から、覚醒した彼女の球形の丹田に、たいてい霧状の球の幽体になって宿っているのじゃが、(わしは幽体で変形も拡大縮小も自由、出入りも自由)
それより前から長期、彼女の歯の神経を麻痺させておいた…
鍼灸の技術でツボを刺激して神経をブロックし、患者に麻酔と同じ効果を与えるやり方があるそうじゃが、わしのしたことも同じようなことかな
とにかく、わしは気の力で翠さんの歯の神経を麻痺させておいたのだ……
(彼女が大量に虫歯を作ってしまったのは、心霊体験が2007年から劇的に増えて、ノートに記録するのに忙しく、歯磨きをしばしば怠っていたからだ)
(次に続く)
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