~「リボンの騎士」の比喩的考察~その続き
最初から、サブタイトルを、こうすればよかった
(独り言)
じゃ、最後ね
城に帰ったサファイアは敵味方の騒動に巻き込まれるが、今の王 (悪大臣の息子でサファイアの親戚の頼りない青年だったが、サファイアから抜き取られた男の子の心を間違えて飲み込んだら、急にしっかりした良心的な青年に変わった) が、
法律を変えて彼女に王位を譲ることにしてくれた
が、その直後毒矢を受けたサファイアと青年は、瀕死の重傷を負う
既述した通り、サファイアを愛する海賊ブラッドが命がけでゲドク薬を持ち帰り、死ぬ
青年は助かったがサファイアには薬は間に合わなかった
チンクが神様に祈ると、神の娘のビーナスに頼めば生き返らせる方法があるという
フランツが美女のビーナスを訪ねるとサファイアを生き返らせてくれたが、フランツに横恋慕する
ビーナスはよみがえったサファイアに魔法をかけ、記憶をなくさせてしまう
サファイアは不安になり、城を飛び出して名のない騎士として旅に出た
フランツも、その後を追う……
なんや、大団円か、思うたら、蛇足?みたいになってまんな
しかし、我々から見たら、比喩的には意味のある事なんや
(どこが比喩にふさわしいんや)
あのな、ゆっくり聞いてな
頼りない青年がしっかりした青年に大変化=おとなしくてのんびりした翠さんが、ある時ミロクとして覚醒、しっかりし出す
ここからまた、比喩は過去にさかのぼる
記憶をなくしたサファイア=翠さんは丹田を神様に封じられ、ワルモノやサタンに見つからないよう、ある時期まで目立たず普通の人として生き、ミロクとしてまだ覚醒できていない様子を表す
意地悪で冷たいビーナス=アダム=キリストの霊
彼は翠さん(=イブ=ミロク) の魂の兄で、彼女を精神的に特訓する役目がある
サファイアは自分が誰かを思い出すために、あてのない旅に出る=若い頃の翠さんは、自分がミロクであることや使命がわからず、アダムの術でわざと迷わされていた
ビーナスの邪魔=翠さんがアダムの術で自己嫌悪から落ち込み、悪人の心理を体感させられ、死ぬ思いをしたこと
最後に魔法が解けて、サファイアは記憶を取り戻し、迎えに来たフランツと出会い、帰国する
=翠さんのミロクとしての覚醒
ビーナスは反省=アダムが翠さんへのマイナスの特訓を終了したことを表す
なお、既述したように、アダムは古代から宇宙よりはるかに大きな無形の気のもやである神様の命令で、世界のほとんどの神仏を幽体で創作変身して演じており、ギリシャ神話の神々も例外ではありません
特に、彼はアフロディーテ(=ビーナス)に変身して修行初期の翠さんの前に現れており、幻のエメラルドのついたお守り剣を渡して、印象付けております…
どうでしょうか
「サファイアが記憶を取り戻す旅」編は、そのまま若い頃の翠さんが、アダムに操られて特訓され、あてどなくさまようように苦闘していた姿と重なるように、私には思えるのですが……
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